出版社内容情報
虐待サバイバーで支援者でもある著者、渾身の書き下ろし。
「毒親育ちのトラウマ」から解放されるための実践的な行動指針がここに!
「暴言・暴力」「ネグレクト」「価値観の強制」など、親から不適切な養育を受けて育った人は、
成長してからも自己を受けいられず、人間関係も苦手で「生きづらさ」を抱えて生きることになりがち。
適切な支援につながれず、精神疾患を発症し、酒や薬に依存して破滅の道を進んでしまう人もいます。
原因となっている過去のトラウマ=「育ちの傷」を乗り越えるためには、
どう考え、誰に頼り、何をすればいいのか?
20年以上にわたり、現場で当事者支援に携わってきた著者が解説します。
【本書でわかること】
●親との距離のとり方
●相談・支援機関の選び方と使い方
●心理療法のあらまし
●医療、とくに精神科とのつきあい方
●心の治療に使われる薬のリスク
●パートナーや酒などに依存しないための心得
●自分と向き合い、生き方を変えるセルフケア
今日からすぐに取り組める内容を、豊富な実例とともに1冊にまとめた決定版。
虐待サバイバーや、そんな人に関わるソーシャルワーカー、医療従事者などは必見です。
内容説明
育ちの傷から立ち直るための完全ガイド!サバイバーにして支援者。25年以上のキャリアを持つ専門家が教えます。
目次
生きづらさを抱えたあなたへ―序にかえて
第1章 家族から受けた「洗脳」を解く
第2章 支援機関の選び方・使い方
第3章 精神医療とうまくつき合う
第4章 依存を断ち、自分を傷つけるのをやめる
第5章 自分を肯定して生きる
著者等紹介
藤木美奈子[フジキミナコ]
大阪市生まれ。一般社団法人WANA関西代表理事、SEP研究所所長。元龍谷大学准教授。貧困家庭に生まれ児童虐待やパートナーからのDVを経験する。女子刑務所刑務官、会社経営などを経て、2008年に大阪市立大学大学院で博士号(創造都市)を取得。家庭内暴力の当事者支援を25年以上にわたり続けながら、WANA関西(1995年創設)、児童相談所、福祉施設などで自尊感情回復のための心理プログラム「SEP」の実践研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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