内容説明
京都・瑳峨野の寂庵に四季を通じて咲き誇る花々は、出会った人たちが小枝を提げ植えてくれたものばかり。四十年以上の年月が過ぎて庭は森のようになった。どの木も花も、携えて来てくれた人々の表情をありありと思い出させてくれる。人生における出会いと別れを花によせて綴った、名エッセイ四十余篇。
目次
1 花のいのち(花と蝶;樹の墓;梅のおもかげのひと;「さば」と小鳥;花まつり ほか)
2 源氏物語の花々(夕顔―夕顔;手習―桔梗;夕霧―葛;乙女―紅葉;松風―松 ほか)
著者等紹介
瀬戸内寂聴[セトウチジャクチョウ]
1922年、徳島県生まれ。東京女子大学卒。’57年「女子大生・曲愛玲」で新潮社同人雑誌賞、’61年『田村俊子』で田村俊子賞、’63年『夏の終り』で女流文学賞を受賞。’73年に平泉・中尊寺で得度、法名・寂聴となる(旧名・晴美)。’92年『花に問え』で谷崎潤一郎賞、’96年『白道』で芸術選奨文部大臣賞、2001年『場所』で野間文芸賞、’11年『風景』で泉鏡花文学賞を受賞。’06年、文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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