出版社内容情報
小さなありさんが「おはよう!」と朝のあいさつをしながら、ぐんぐんと元気いっぱいにのぼっていきます。のぼる途中ではばったやてんとうむし、ちょうちょなどの生きものたちと出会います。みんなとあいさつをした後、のぼった先に待っていたのは……大きなひまわりと……?いきいきと表情豊かな生きものたちがたくさん登場し、ページのすみずみまで自然の中で生きる喜びが感じられる一冊。
内容説明
ありさんはどんないきものたちとごあいさつするでしょう。のびるのびるのび~る絵本!
著者等紹介
村上勉[ムラカミツトム]
1943年、兵庫県生まれ。1965年、佐藤さとる作「コロボックル物語」シリーズの挿絵でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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anne@灯れ松明の火
26
新着棚で。開いてみたら、縦に、下から順にめくっていく形。「100かいだてのいえ」のイメージ。どんどんどんどんのぼった後のヒマワリのアップが圧巻。2021/06/27
たーちゃん
23
ありさんがどんどんお花に向かって登っていきます。息子は大好きな虫たちがいっぱい出てきて喜んでいました。2022/03/29
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
18
縦開きの絵本。ありさんがどんどんひまわりを登っていく。出会う生きものたちとご挨拶。生きものたちの表情や行動をおったり、ありさんがどこをどう登っていったのかをおったり、と絵を楽しめます。そしてひまわりの大輪の花が圧巻!2021/10/11
マツユキ
15
村上勉さんの絵本。どんどん登っていくありさんが出会う生き物たちは、みんな元気いっぱい。生命力が伝わってきます。2021/09/15
そらこ
15
縦開きの絵本。ひまわりを、ありさんがどんどんのぼっていき、途中で出会う虫やカタツムリや蛙たちなどに挨拶する。白地の背景に、明るく美しい彩色で、かわいらしい小動物たちが明るくユーモラスに描かれている。「おはよう!」「おはよう ありさん!」といっったセリフ、「ありさんどんどんのぼったら」といった地の文が時々あっちこっちに書かれていて、読み聞かせしていると、どこから読んでいいか迷う。絵が丹念に描かれているから、絵をじっくりみて観察しながら、「おはよう!」と読み手と子どもが声をかけながら読むのがいい。2021/09/03