出版社内容情報
矢野 耕平[ヤノ コウヘイ]
著・文・その他
内容説明
ベテラン塾講師が経験とデータで綴る必勝マニュアル。合否の半分は、親の知識と準備で決まる。わが子は中学受験向きか否か、共学か男女別学か。塾はどう選ぶ?受験直前の子にどう接する?
目次
序章 中学受験ブームがやってきた
第1章 中学受験向きの子、不向きな子
第2章 志望校の選び方
第3章 中学受験塾という世界
第4章 中学受験期の親子関係
終章 令和の中学受験
著者等紹介
矢野耕平[ヤノコウヘイ]
1973年、東京生まれ。中学受験指導スタジオキャンパス代表、国語専科博耕房代表取締役。大手進学塾で13年間勤務の後、2007年にスタジオキャンパスを設立し、代表に。自らも塾講師として、これまで27年にわたり中学受験指導を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
36
娘さんの「受験したい」発言からほぼ半年。まったく知らない世界に足を突っ込み、夏休みの間塾の先生たちから色々教わり、本を読み…。家族で最後に話し合い、まずは通信教育を開始することにしました。なんでも夫がやっていたものだそうで、さてどうなることやら。9月からまた新しい冒険の始まりです。2021/08/31
金吾
30
職場の同僚のお子さんが中学受験するということでどういうものかと読んでみました。本人はもちろんのこと親も大変だと思いました。あまりコン詰めなくてもと感じますが、当人たちからしたら頑張るしかないのかなと思いました。2022/12/01
しゅうと
17
中学を受験する親の心構えぎ丁寧に書いてあります。うちはもう終わったばかりで復習のつもりで読んでのですが、思い当たることばかりでした。小4〜5の受験生を持つ親御さんにお薦めします。2024/02/13
marcy
14
続編にあたる「2」を読んだ後に手にとった。一部、重なる内容もあるが、大手塾のカラクリなどをストレートに書いていて誠実さを感じる。一部の大人たちは、中学受験は親の操り人形が代理戦争に乗り出しているようなものだとみているかもしれない。実態は決してそんなものではない(子供には意思もあれば、能力の限界もある)。リアルな姿をさまざまな角度から描こうとしていて、とても好感度の持てる一冊だった。2023/05/09
miyaz5
12
自分は公立の小中学校から都立高校に進学し、一浪して私大(文系)へ、そして民間企業に就職した。同世代の同僚も皆似たり寄ったりの境遇の人が多いのかなと思いきや、結構中学受験を経験している人が多いのに驚いた(最近の新入社員で大都市圏の出身は受験経験者がかなり多い印象)。しかも、皆さん中学校から私立(国立)に通って良かったと言うし、そのお子さんにも受験させている。今の中学受験は3〜40年前とは全く異なり、それぞれに特徴のおる大小様々な塾があって、情報も整理されているんだなと感じた。それにしても、子供は大変だ。2021/04/15