警察官の心臓

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  • サイズ 46判/ページ数 544p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065227732
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

この本を手に取ったあなたは、いつしか捜査本部の一員となっている。膨大な捜査情報をその眼で見極めてほしい。ーー今野敏

構想十年。愛知県警エース刑事と岡崎署変人刑事が追う、哀しき高齢風俗嬢殺人事件。
圧巻の取材による、圧倒的な熱量。
警察小説を新生する、超爆発!

灼熱の岡崎市の沼で、ある高齢女性の遺体が引き上げられた。47ヵ所もの刺創があり、その残忍な犯行に市民は戦慄する。刑事たちの地を這うような捜査の中で浮かび上がってきたのは、被害者の人生の光と闇だった――。東大を卒業し、大手局アナとして華々しい世界に身を置いていたが、亡くなる前は極貧生活を送っていたという。しかも、驚くことに、彼女は現役の風俗嬢だった。なぜ、彼女は殺されなければならなかったのか?
愛知県警本部のエース刑事湯口と岡崎署の変人刑事蜘蛛手が、時に衝突し、時に協力しながら、底なしの謎に挑む!

内容説明

灼熱の岡崎市の池で、ある高齢女性の遺体が引き上げられた。47ヵ所もの刺創があり、その残忍な犯行に市民は戦慄する。刑事たちの地を這うような捜査の中で浮かび上がってきたのは、被害者の人生の光と闇だった―。東大を卒業し、大手局アナとして華々しい世界に身を置いていたが、亡くなる前は極貧生活を送っていたという。しかも、驚くことに、彼女は現役の風俗嬢だった。なぜ、彼女は殺されなければならなかったのか?愛知県警察本部のエース刑事湯口と岡崎署の変人刑事蜘蛛手が、時に衝突し、時に協力しながら、底なしの謎に挑む!

著者等紹介

増田俊也[マスダトシナリ]
1965年愛知県生まれ。2006年『シャトゥーン ヒグマの森』で「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞を受賞しデビュー。2012年『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』で大宅壮一ノンフィクション賞と新潮ドキュメント賞をダブル受賞。現在、名古屋芸術大学芸術学部客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

134
ここまで厚く無くても・・と思いつつ最後まで読まされてしまった。愛知県岡崎市で発生した高齢風俗嬢殺人事件の捜査顛末。県警捜査一課係長・湯口と組むのは、岡崎署生安課係長・蜘蛛手。蜘蛛手主導で捜査が進むのだが、とにかくキャラが濃い!いつの間にか私も蜘蛛手の傍で捜査のあれこれや、刑事たちの人間関係、殺された76歳の土屋鮎子と言う女性の背景にどっぷり浸った感じ。私的には部下の夏目とのことは不要に感じたし、事件の決着はなんだかなぁではあったけれど、初めての増田俊也さんを堪能した。2025/04/18

hirokun

35
★4 増田さんは、高校の後輩でもあり、柔道がらみの作品が好きで関心のある作家さん。今回は初めての警察推理小説という事で期待して読み始めた。兎に角、長編の小説で中盤少し息切れがちになったが、最後まで読み通した。推理小説としての面白さはともかく、登場人物たちの個性が極めてエッジが効いており、それがこの小説の売りだろう。今から10年近く前の設定だから、警察一家の組織風土についてもよく表現されていると思う。2025/05/16

そうたそ

12
★★★★★ 凄いものを読んだ。警察小説はあまり好きな方ではないのだが、これには終始引き付けられっぱなし。愛知県警のエース刑事・湯口と、岡崎署の変人刑事・蜘蛛手が追う高齢風俗嬢殺人事件が描かれる。実際の事件をモデルにしたのか、と思ってしまうほどのディテールの細さ。本筋を忘れてしまいそうになるほどの膨大な情報量。そして、著者持ち前の男たちの暑苦しさ、むさ苦しさ。時間も忘れてのめりこんでしまった。話は事件解決にとどまらない。被害者である女性の人生を辿る一作でもある。今年のベスト入り間違いなしの傑作。2025/05/20

hideto

11
「七帝柔道記」等、柔道にまつわる作品の多い増田さんにとって、初めての警察もの&ミステリーではないでしょうか?愛知県岡崎市で発生した老齢の娼婦の殺人事件。それを追う捜査一課の湯口とバディを組む岡崎署の蜘蛛手の捜査を軸に話が進んでいきますが、とにかく広島弁で話す蜘蛛手のクセが強い!こんな警察官いないだろうと思いつつも、没入感が凄かったです。500ぺージ超も、一気読み。とにかく面白かったのですが、唯一登場人物が食べまくる食べ物の量の多さは本当?と首をかしげてしまいました(笑)2025/05/14

またろう

9
増田ファンです! あの「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」、 そして大好きな「七帝柔道記」の増田俊也がどのような警察小説を書くのか、超楽しみにしていた。 登場人物が個性豊か。 分厚い本なのにあっという間に読み終えてしまった。 東日本大震災の頃に設定されているが、 ここから今の時代に至るまでの様々な世相の変化を改めて感じさせられた。 とても興味深く読んだ。 とにかく面白かった。 久しぶりに「本」を読んだ。という満足感に浸った一冊。 これ、ぜひシリーズ化して欲しい。 蜘蛛手係長をまた読みたい。 2025/04/05

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