危機の日本史―近代日本150年を読み解く

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危機の日本史―近代日本150年を読み解く

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065227107
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C0095

内容説明

危機の時代を生き抜くヒントは歴史に学べ。『こころ』から『ホモ・デウス』まで、ベストセラーで読み解く危機の本質とは?コロナ時代の羅針盤。

目次

第1章 明治篇―近代国家形成の歪み(令和の改元から何が見えるか;明治の起点に生じた「ずれ」 ほか)
第2章 大正篇―モダニズムの光と闇(大正期のインテリジェンス戦;自家中毒家する言説空間 ほか)
第3章 戦前篇―挫折した「近代の超克」(大正十年=昭和の始まり;「ぼんやりした不安」に駆られて ほか)
第4章 戦後篇―大量消費文化の終焉(敗戦をどう受けとめるか;現実とクロスした「政治少年死す」 ほか)
第5章 現代篇―コロナがもたらす大転換(コロナ危機が明らかにした分断;同調圧力としての「翼賛の思想」 ほか)

著者等紹介

佐藤優[サトウマサル]
1960年東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。1985年、同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。在ロシア日本国大使館勤務などを経て、本省国際情報局分析第一課に配属。主任分析官として対ロシア外交の分野で活躍した。2005年に著した『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』で鮮烈なデビューを飾り、翌2006年の『自壊する帝国』で大宅壮一ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞、2020年に菊池寛賞を受賞

富岡幸一郎[トミオカコウイチロウ]
1957年東京都生まれ。文芸評論家、関東学院大学国際文化学部比較文化学科教授、鎌倉文学館館長。中央大学文学部仏文科卒業。1979年、「意識の暗室 埴谷雄高と三島由紀夫」で第22回群像新人文学賞評論優秀作受賞。西部邁の個人誌「発言者」と後継誌「表現者」に参加し、「表現者」編集長を務める。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ta_chanko

16
連続的な時間の流れ(クロノス)ではなく、時代の転換期(カイロス)に注目して歴史を振り返り、現代を観ることが大切。アナロジーで観ると、現代は第二の敗戦期?コロナ禍でさまざまな問題や矛盾が噴出し、政治も社会も適切な対応ができていない。ハラリ氏の言う全体主義監視国家がその答えか?いや、そんなはずはないし、そうしてはならない。歴史に学び、文学を読み解き、時代の流れを捉えながら、よりよい社会をつくっていくことはできるはず。2021/10/01

hatman

10
時代の変換点を文学から見た背景主体で議論する対談集。 ◆ロシアの大統領は悪党でないと国が生き残れない。選挙はマシな悪党を選ぶ場。ソ連崩壊後は国に頼らず自助共助で生き残った背景あり。コロナ禍も同じ。 ◆宗主国としての責任。併合された台湾と韓国の違い。 ※英国には共栄圏者向けのイミグレがある。 ◆大正10年が昭和期の始まり。これまでは2等国だったが、日清・日露・第一次大戦を経て急速に一等国扱いされることによって、西洋諸国ルールや背景にある差別についていけなかった。 2022/01/03

Happy Like a Honeybee

6
父と子の問題こそ、小説の主題か? 近代百年の歴史を問うた「万永元年のフットボール」 両氏とも絶賛している理由が分かります。 22世紀にも語り継がれる小説であろう。2021/05/11

Ted

4
'21年3月刊。△昭和という時代の本当の終焉は1975年頃、という見方は面白い。その5年前に三島由紀夫が青年将校張りのコスプレで市ヶ谷に乗り込み檄を飛ばすも、自衛官からは共鳴はおろか野次しか飛んでこなかった光景は、それを象徴しているように見える。それ以降の「高度経済成長とバブルの余録」と「失われた20年」を足した50年が終わり、新たな50年が武漢肺炎ウイルスによる世界的感染爆発で幕を開けた。2021/07/11

Go Extreme

3
明治篇ー近代国家形成の歪み:令和の改元から 明治の起点に生じたずれ 不敬事件 大逆事件 実存的な危機 国体の歪み→閉塞 テロリズムと天皇制 大正篇ーモダニズムの光と闇:大正期のインテリジェンス戦自家中毒家する言説空間 貧乏物語 或る女 戦前篇ー挫折した近代の超克:大正十年=昭和の始まり ぼんやりした不安 マルキシズム 父性原理と近代 戦後篇ー大量消費文化の終焉:敗戦 スーパーマーケット襲撃と大学紛争 邪宗門 三島事件 現代篇ーコロナ・大転換:同調圧力・翼賛の思想 宗教改革以来の大転換 監視社会 国家主義2021/05/16

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