小説 シドニアの騎士―きっとありふれた恋

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小説 シドニアの騎士―きっとありふれた恋

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  • サイズ B6判/ページ数 354p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065226971
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

宇宙を彷徨う人類と謎の生物・奇居子の死闘を描いた弐瓶勉の傑作SFロボットアクションを、ラノベ作家・アサウラ氏が「船内で働くある一般人の視点」でノベライズ! 表紙・本文イラストは「グイン・サーガ」「ウィザードリィ」の末弥純が描く。

内容説明

人類最後の50万人を乗せた播種船『シドニア』は、地球を壊滅に導いた謎の敵・ガウナとの果てしない戦いの渦中にあった。谷風長道という絶対のエースを得た『シドニア』は、ガウナの拠点である小シュガフ船・オカリナを撃破、その存亡を懸けて、大シュガフ船との最終決戦を決意した。そんな中、ガウナと戦うために遺伝子操作され生み出されたクローン、仄姉妹の一人、仄燧と、科学的に生み出された男でも女でもない、第三の性である中性の整備士・金打ヨシは、一八式衛人の仮象訓練装置で出会う。ヨシの協力で、燧は操縦士としての力を高めるが、その方法はかなり危ういものだった。そんな共犯関係を通して、二人は親密さを増していく。戦衛防巡艦『水城』での出撃に、二人は共に乗り組む。そして、激戦の最中、運命の時が!

著者等紹介

アサウラ[アサウラ]
北海道生まれ。『黄色い花の紅』にて集英社第五回スーパーダッシュ小説新人賞大賞受賞、同作でデビュー。現在は小説の他、ゲームシナリオ、アニメ脚本、漫画原作などを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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アオイ模型店

3
クローン兵士仄シリーズの一人として生産された仄燧、死んだ親の胚から中性として生み出された金打ヨシ、少し変わった生まれの二人が出会う初恋の物語。中盤辺りからは「抱けー!!抱けー!!」なノスタル爺状態になってしまう事請け合い(中性だから抱けないけど) 中性の生体についても詳細に書かれていて、その辺も面白い。 弦打の出番がやたらとカッコイイのは作者の趣味か?2022/02/27

多摩犬

1
本編でカップリングがされずに終わったクローン姉妹仄シリーズを幸せにしたかったと思われる外伝小説 男でも女でもない中性体の謎多き股間問題を開示しつつ、また生命倫理が軽すぎるオチも弐瓶作品らしさがあって面白かった2023/08/04

s_s

1
「(略)忠誠と勇気に加え、敬神・礼節・名誉・寛容、また女性への奉仕などを徳の理想とした。」 『広辞苑 第六版』で調べると、「騎士道」の意味がこのようにして出てくる。これを踏まえると、「シドニアの騎士」は決して”撃墜王の後継”だけを指す言葉ではないことが、改めて理解できる。あの時の自己犠牲は、長い冬の中で「きっとありふれた」もの……であったかもしれないが、騎士の姿であったことは間違いない。なにも主人公だけが騎士とは限らない、マンガだけでなく小説でもそれを思い知った。2022/02/04

たいぞーん

0
期待以上2021/06/13

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