講談社現代新書<br> ショパンの名曲―ピアノの名曲聴きどころ弾きどころ〈2〉

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講談社現代新書
ショパンの名曲―ピアノの名曲聴きどころ弾きどころ〈2〉

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065225431
  • NDC分類 763.2
  • Cコード C0273

出版社内容情報

ピアノファン、ショパンファン待望の1冊! 「エチュード」「バラード」「マズルカ」「ポロネーズ」・・・。世界最高峰、ロシアピアニズムの伝統を引き継ぐ女性ピアニストが、ショパン代表的な名曲を平易に解説。プロにしかわからないユニークな視点が満載、この本を読めば音楽鑑賞の楽しみが倍増すること間違いなし。アマチュアピアニストへのヒントも一杯。全てのクラシック、ピアノ音楽ファンにお勧めです!
著者は、作曲家は基本的に演奏家に親切だといいます。こうしてほしいということは、楽譜の何気ない指示にすべて書き込まれているからです。
プロの見方を知ることで、ピアノを弾く人にはもちろんのこと、ただ聴くのが好きなだけの人も、音楽鑑賞の楽しみがよりいっそう深まること間違いなしの1冊です。

内容説明

「ピアノ」と言えばやっぱりショパン。プロにしかわからない「聴きどころ」。初心者にはわかりやすく、アマチュアピアニストにはより曲が深く理解できる怡好のショパン入門書。

目次

第1章 ノクターン(夜想曲)
第2章 スケルツォ
第3章 バラード
第4章 プレリュード(前奏曲)
第5章 エチュード(練習曲)
第6章 ワルツ(円舞曲)
第7章 マズルカ
第8章 ポロネーズ
第9章 ソナタ
第10章 ショパンとの出会い―幻想即興曲と舟歌

著者等紹介

メジューエワ,イリーナ[メジューエワ,イリーナ] [Mejoueva,Irina]
ロシアのゴーリキー(現ニジニー・ノヴゴロド)生まれ。五歳よりピアノを始め、モスクワのグネーシン特別音楽学校とグネーシン音楽大学(現ロシア音楽アカデミー)でウラジーミル・トロップに師事。1992年ロッテルダムで開催された第四回E・フリプセ国際コンクールでの優勝をきっかけに、オランダ、ドイツ、フランスなどで公演を行う。1997年からは日本を本拠地とし、2006年からは毎年京都でリサイタルを開くなど、バロック、古典派から近・現代にいたる作品までの幅広いレパートリーにより、精力的な演奏活動を展開している。2006年度青山音楽賞受賞。2015年、第27回ミュージック・ペンクラブ音楽賞(クラシック部門、独奏独唱部門賞)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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takakomama

4
現役ピアニストがショパンの名曲を解説。ショパンは、私の大好きな作曲家のひとりです。お勧めの演奏をCDやユーチューブ、ナクソス・ミュージック・ライブラリーで聴きながら読みました。楽譜も掲載されているので、解説がよくわかります。著者の演奏会に行ったことがあります。音色や表現が豊かで、とても良かったです。2021/09/21

NyanNyanShinji

1
ピアノ奏者としてピアノを知り尽くした作曲家ショパン。彼のピアノ作品をロシアのピアニスト,メジューエワがピアニストの観点から語る。ソナタ、スケルツォ,夜想曲など全てのジャンルを網羅しつつもそれぞれのジャンルに2、3曲を絞り込み、ふんだんに譜例を交えてその曲の特徴をしゃぶり尽くす。繰り返しでスラーやペダリングの差異まで濃厚に示し,何故にその違いが出るのかを彼女なりに解釈。ショパンへの愛が全編に染み渡る力作だった。2024/01/04

Terry K

1
演奏家ならではの、音の一つ一つの意味や作曲家の指示の深遠さに対する敬意がこもった解説本で、ピアノ演奏しない読者としては、たぶん本書の面白さの半分も味わってないだろうなと感じながらの読書。それでもショパンという作曲家の偉大さと楽曲の聞きどころが伝わってくるので、それなりに楽しめた。コンサートで実際に聞くときに再読しようっと。2021/12/12

みかん

0
メジューエワ大先生、ものすごく柔らかい日本語を操る方でびっくりした。何度かマンデリシュタムの詩を引用しているあたり、ロシア人にとって詩が身近なものなのか、あるいはメジューエワが文学への造詣が深いのか。最後の最後に嬰ヘ長調の禁欲と官能の両立についてお話されててオタクは笑顔です2023/12/19

朝ですよね

0
ショパンの楽曲は概してポリフォニックなので、単なるメロディ&伴奏と思わず、和音の横のつながりにも注意して聞くとよい。素人には理解が難しいところだが、ピアニストが聞くと驚くほど緻密に構成されているようだ。内的な母国への郷愁に溢れたマズルカと男性的なポロネーズ、同じ民族舞曲でも性質が異なるといった解説も面白かった。ショパンの体調は作品に大きな影響を与えていると思われるが、そもそも死のほうが生より長いから、芸術のテーマ性は死に向かう傾向があるという見方もなるほどなと思った。2021/09/30

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