文春文庫<br> そのへんをどのように受け止めてらっしゃるか

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文春文庫
そのへんをどのように受け止めてらっしゃるか

  • 著者名:能町みね子【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 文藝春秋(2020/09発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167915674

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内容説明

帰ってきた「言葉尻とらえ隊」!
「ネチネチ拾い上げた約2年分の局所的&国民的流行語、みっちりお楽しみください」――能町みね子

ヒット本のタイトルにもなった『死ぬこと以外かすり傷』を最初に発言した人物って? 流行語大賞の候補を選んでいるのは「現政権に反対で若者の流行に疎くスポーツ好きのおじさん」に違いない……ほか、鋭い観察眼と言語センスで巷に溢れる「言葉尻」をとらえ続ける「週刊文春」人気コラムが文庫オリジナルで登場。著者自身が描いた挿絵も痛快!

世間からボコボコに叩かれた駅名「高輪ゲートウェイ」
「下北的なノリ」という不倫の言い訳
静かに拡散されてきた「人を傷つけない笑い」
政府が配る「布マスク」……ほか計83ワードを収録!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

中原れい

57
実は部分的に何度も読んでしまった…シリーズ3冊で一番好きかもしれない。風刺のしかた、あおり方、炎上した人への違う角度からのみかたなどが、ますます洗練されてきて冷静、なのに相撲界に関しては熱の入れようが全く違う…それがとても楽しくて。でも一応終わっておこうかなーと思ったのが今日なのです。1冊読まないから再読にならなくても、ちょこちょことまた開くと思う。2020/10/14

アコ

31
著者10冊め。週刊文春連載の時事ネタコラム。2018年6月〜2020年4月のもの。あーこんなことあったなぁと思うものから、記憶から抜け落ちているもの、初耳のものまで。政治関連より社会・文化、そして芸能を取り上げたもののほうが筆が乗っている印象。コミカルながらもおちゃらけすぎず、締めるところはしっかり締めるあたりが好み。この短さが丁度いいかも。隙間時間にぴったり。2021/04/26

たぬ

27
☆3.5 2年くらい前の週刊文春連載エッセーを抜粋したもの。懐かしいなーと当時を思いつつ読んだ。何度か出てきた高輪ゲートウェイ駅を見に行きたくなってきたしじいさん政治家の「デカすぎ自撮り」は笑うしかないし、ひろゆき妻の4コマ漫画もがぜん気になる。2021/07/04

Shimaneko

17
時々誰かのリツイートでTLに流れてくる発言が面白いので、そろそろちゃんと読んでみようかと興味を持った著者。期待を裏切らない絶妙なスパイシー加減で面白かった。文春連載のコラム集だそうでシリーズ3冊目とは知らなんだが、これが初読みでも全然問題なし。「無責任で、過激で、少し差別的で、煽情的なこと」(p.190) を言い散らかす輩が多方面で増殖中の昨今、赤の他人と価値観や倫理観を共有できることの有難みや難しさをしみじみ感じながら読了。神田伯山のおかみさんのエピソードが素敵。2020/12/17

マシュ

13
週刊誌のコラムをまとめたもの。話題の事柄の『言葉尻』を作者がとらえ続けた最新版?2018年6月21日〜2020年4月16日までなので、田舎に住んでいるとはいえ毎日ネットニュースに目を通す私でもすぐ思い出せる話題ばかり。毎日事なかれ主義で曖昧に生き抜いている私にとって、どのコラムも極端な攻撃性はなく、著者の捉え方考え方は羨ましくもあり感心したり驚いたりと、ただただ楽しく読ませていただいた。2021/02/07

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