講談社選書メチエ<br> 現代民主主義思想と歴史

個数:
電子版価格
¥1,980
  • 電子版あり

講談社選書メチエ
現代民主主義思想と歴史

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年08月31日 19時58分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 296p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065220443
  • NDC分類 311.7
  • Cコード C0331

出版社内容情報

 日本では民主主義(デモクラシー)の使徒とみなされるルソーが、欧米では全体主義の思想家とみなされるのはなぜか。なぜ、民主主義はナポレオンやヒトラーのような独裁を生み出してしまうのか。民主主義は何に敗北してきたのか。そもそも民主主義とはいったい何なのか――。
 本書は、民主主義、そして民主主義の双子ともいうべきナショナリズムをめぐる思想がどのように生まれ、変容してきたのか、原点であるフランス革命の基盤となったルソー、シィエスの思想にさかのぼり、トクヴィルやJ・S・ミルによる自由主義者からの民主主義への反論、世界大戦期ドイツのヴェーバーとカール・シュミットの思想、さらに全体主義批判を踏まえた冷戦期のアレント、ハーバーマスを経て冷戦終結後の現在に至るまで、思想家たちが生きた時代的背景とともに、一気呵成に描き出す。
 民主主義とはなにか、この根源的な問いの答えは、幾多の血を流しながら民主主義が歩んできた歴史のうちにこそ見いだされる。著者渾身の民主主義思想史!!


【本書の内容】

はじめに

序章 民主主義のパラドクス

第1章 近代民主主義とナショナリズムの誕生
 第1節 フランス革命とルソー、シィエスの思想
 第2節 ドイツ・ナショナリズムとフィヒテの思想

第2章 自由主義者の民主主義批判とナショナリズムの発展
 第1節 民主主義革命とトクヴィル、ミルの思想
 第2節 ナショナリズムの統一運動と民族自決権の思想

第3章 民主主義観の転換とナショナリズムの暴走
 第1節 第二帝政期ドイツとヴェーバーの思想
 第2節 ワイマール期ドイツとカール・シュミットの思想
 第3節 民族自決権の適用とその帰結

第4章 民主主義の再検討とナショナリズムの封じ込め
 第1節 全体主義批判と民主主義論の再構築
 第2節 民族自決権の受容と回帰

結び 冷戦終結後の民主主義とナショナリズム
あとがき

内容説明

革命期のナポレオンやワイマール期のヒトラー。なぜ、民主主義は繰り返し独裁を生み出してしまうのか。シィエスの、トクヴィルの、そしてヴェーバーの蹉跌とは何か。―すべての答えは、ナショナリズムの歴史のなかにある。一八世紀のフランス革命から、国民国家形成が進み、二つの大戦、さらに冷戦を経て、自国第一主義の風が吹き荒れる現在まで、民主主義と、その双子ともいうべきナショナリズム二三〇年の激動を骨太に描き出す。「強き指導者」の誘惑に抗うための、渾身の民主主義思想史!

目次

序章 民主主義のパラドクス
第1章 近代民主主義とナショナリズムの誕生
第2章 自由主義者の民主主義批判とナショナリズムの発展
第3章 民主主義観の転換とナショナリズムの暴走
第4章 民主主義の再検討とナショナリズムの封じ込め
結び 冷戦終結後の民主主義とナショナリズム

著者等紹介

権左武志[ゴンザタケシ]
1959年、京都府生まれ。東京大学法学部卒。北海道大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。法学博士(北海道大学)。現在、北海道大学大学院法学研究科教授。専攻は政治思想史・政治学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かんがく

13
民主主義とナショナリズムについて、ルソーやシュミットらの思想と、フランス革命から冷戦終結に至るまでの歴史を並行して説明していく。思想家ごとの比較が明確で、時代の流れで思想の特徴を把握できるため、とてもわかりやすかった。最後は現代日本政治に対する著者のメッセージで締められており、テーマが一貫していた。2022/05/13

politics

6
本書はフランス革命に発する民主主義思想の発展史とナショナリズムの歴史を探求している。著者はハンスコーンの古典的なナショナリズム観に依拠しながらも、レーニン、ウィルソンらの民族自決権も主題にしながら考察している。そしてルソーの民主主義論やヴェーバー、シュミットのカリスマ・人民投票的民主主義論を批判的に見ている。ただ西欧を中心として歴史を辿りながらも、結びにて日本の政治状況に当て込むのは安易ではないだろうか。しかし幅広い思想家が取り上げられており近代政治思想、民主主義論を見渡すには打って付けではあろう。2021/03/09

瀬希瑞 世季子

3
近代革命の産物として生まれた内発的ナショナリズム(ルナン)と外国征服の産物として生まれた外発的ナショナリズム(フィヒテ)のふたつの類型。前者は個人の主観的願望・意欲という主観的基準で定義され、前近代的民族意識から断絶していたのに対し、後者は言語・宗教・歴史の同質性という基準で定義され、前近代的民族意識と連続する傾向が見られる。2024/11/17

Go Extreme

3
民主主義のパラドックス 近代民主主義とナショナリズム誕生:フランス革命とルソー、シィエス ドイツ・ナショナリズムとフィヒテ 自由主義者の民主主義批判とナショナリズム発展:民主主義革命とトクヴィル、ミル ナショナリズムの統一運動と民族自決権 民主主義観の転換とナショナリズム暴走:第二帝政期ドイツとウェーバー ワイマール期ドイツとカール・シュミット 民族自決権の適用とその帰結 民主主義の再検討とナショナリズム封じ込め:全体主義批判と民主主義論再構築 民族自決権の受容と回帰 冷戦終結後の民主主義とナショナリズム2021/02/09

3
主流としてフランス革命期から現代までの民主主義思想史、傍流としてナショナリズムの歴史、そして両者のつながりを「人民投票」などの手法を媒介にしつつ論じる。ルソー的な純粋民主主義観の危険が、ミルやトクヴィルによる是正が試みられながらも、ウェーバー、そしてシュミットにおける指導者民主主義へと結実し、それはヒトラーのカリスマ的支配の一因となる。戦後はアーレントやハーバーマスがそうした全体主義支配の克服を理論化した。終章は筆者の主張(他の論者への批判)が強く出ているが、思想史家の現代政治批判としておもしろい。2020/12/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/16946843
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品