内容説明
ハリーのいえのおとなりさんは、うたをうたうのです。そのこえのたかくて大きいこと!ハリーはなんとかしてやめさせようとしますが…!?
著者等紹介
ジオン,ジーン[ジオン,ジーン] [Zion,Gene]
1913‐1975。アメリカ、ニューヨーク生まれ。ニューヨークのプラット・インスティテュート卒業後、出版社で広告デザイナー・編集者を経て、フリーのライター・デザイナーとして活躍した。1948年、マーガレット・ブロイ・グレアムと結婚
グレアム,マーガレット・ブロイ[グレアム,マーガレットブロイ] [Graham,Margaret Bloy]
1920‐2015。カナダ、トロント生まれ。トロント大学で美術史を学び、その後、出版社でデザイナーとして活躍した。1952年、デビュー作『あっおちてくるふってくる』(あすなろ書房)と、翌年『あらしのひ』(ほるぷ出版)で、コルデコット・オナー賞を受賞
小宮由[コミヤユウ]
1974‐。東京生まれ。大学卒業後、出版社勤務、留学を経て、子どもの本の翻訳に携わる。東京・阿佐ヶ谷で家庭文庫「このあの文庫」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
59
児童書。小学校低学年~▽おとなりさんの歌声がうるさくて、ハリーはいらいらしている。なんとか歌うのをやめさせようと、ハリーはいろいろな作戦を実行する。▽2019/05/21
chiaki
38
ペンギン社『ハリーのだいかつやく』に同じ。教科書に掲載されているこちらの版で読みました。おとなりさんの高くて大きな歌声を聞くと耳が痛くなるハリーは、なんとかして歌を止めさせようとあの手この手を使って大奮闘。“おとなりさんも、うしのようなこえでうたってくれたらいいのに”って!笑 最後は両者ハッピーな展開に思わず吹き出してしまいました♡2021/02/19
遠い日
17
ちょっと傍迷惑なお隣さん。耳をつんざくようなソプラノの歌い手に、うんざりしているハリー。あの手この手で、歌を阻止しようとするところに、笑いが生まれる。音楽も時と所によっては、人の心を凍り付かせるとんでもないものに変化することの、おかしみ。とにかく、必死で駆けずり回るハリー、お疲れさま。『ハリーのだいかつやく』の小宮由さんによる新訳。旧訳はもりひさしさん。2016/01/24
そらこ
11
ハリーのうちのお隣さんは大きな高い声で歌を毎日歌っている。ハリーはさの歌声がうるさくてたまらない。家の前に牛の群れを連れてきたり、楽隊をつれてきたり、なんとかやめさせようとするのだけれど……。おとなりさんは、ソプラノの練習をしているのかしら? 多くの人が我慢している騒音?を、素直に邪魔しようとし、何度しくじっても再トライするハリリーが愛しくて可笑しい。でも、そのハリーのおかげで、お隣さんもハリーも、近所の人達も?、みんなハッピーなラスト。楽しいです!!2021/07/30
ケニオミ
11
越してきた(?)お隣さん。毎日高い声で歌うので、ハリーも大変迷惑。あの手この手を使って止めさせようとしますが・・・。自分で好き好んでコンサート・ホールに聴きに行くのならばいざ知らず、聴きたくない時にまで歌声を聴かなくてはいけないとなると迷惑以外の何ものでもありませんよね。はい、よく分かっています。私も連れ合いが弾くピアノのせいで、引越しを余儀なくされた経験があります。東京だと隣が近いのですぐに迷惑がられますが、隣が遠いアメリカで迷惑となると隣さんの歌声は本当にすごいんでしょうね。一度聴いてみたいなあ。2016/01/30
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