出版社内容情報
小林 深雪[コバヤシ ミユキ]
著・文・その他
牧村 久実[マキムラ クミ]
著・文・その他
内容説明
わたし、宮永未央は作家志望の14歳。デビュー目指して日々、奮闘中なんだ。そんなある日、超人気アイドルの永瀬くんからデートの誘いが!!それも雪人さんと天敵・由里亜もいっしょのダブルデート。そのことを天才双子に話すといやな予感がするといわれて―。青い鳥文庫新人賞の応募もせまり、未央の恋と文章修業は、いよいよ正念場かも!?小学中級から。
著者等紹介
小林深雪[コバヤシミユキ]
埼玉県出身。武蔵野美術大学卒業。多くの著作がある。漫画原作も多数手がけ、『キッチンのお姫さま』(「なかよし」掲載)で、第30回講談社漫画賞を受賞
牧村久美[マキムラクミ]
東京都出身。デビュー以来、多くの漫画、さし絵を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
boo
9
学生時代から大好きな小林深雪さんの続編。「作家になりたい」では、文章を書く上で大切なことや気をつけないといけないことを教えてくれるのでとても勉強になります。ダブルデートをしているのに服装のことではめられたり水族館では別行動しろって言われたりお嬢様とはいえ由里亜は酷すぎるなぁ。でも、そこまでしても雪人さんも悠人くんもそんな子じゃないとわかってくれているところが救いですね。次回は一次審査がどうなるか…楽しみです。2021/05/03
さっきぃ
6
いやもう由里亜の性格が悪すぎて最悪すぎて笑えなくなってきた。こんな女にどうして雪人は優しくするのか。未央も永瀬くんと雪人の間で揺れたり、由里亜にいじめられて可哀想だけど、二人の間で揺れるという深雪先生テッパンの設定は好きじゃない。本の各部分の話は勉強になった。2021/03/08
こまさん
3
娘一人読み。巻末の小説教室は、私も好きで読んでます。なるほど!と思える国語ネタが満載で、国語力アップした気分です( ◠‿◠ )2023/02/20
さーちゃん
3
9歳1ヶ月 ー母未読ー 今回も天才双子の小説教室、為になりそう。◎「やばい、かわいい」を使わずに表現。◎笑いやユーモアにこだわる。◎色の表現に凝ってみる。◎本の構造や各部の名称を知っておこう。◎接続詞を使いこなそう!等。ストーリーも面白く、その上楽しく文章を書くコツが学べて嬉しいね♪2021/05/01
銀雪
2
今回、未央が永瀬くんに揺れる描写が多くて意外。そして小桜さんまで出てきて、誰かが騙そうとしてるのかとハラハラ。由里亜は、これまではギャグっぽい範囲の意地悪だと思ってたけど、今回は過去最高に意地悪だったな。そして「うさぎとかめ」のパロディのときとか、巻末の「男の子が書けない」お悩み相談を読んで、多様性に関して「なるほど、こういうスタンスなのね」と嬉しく思った。公募ガイドの小林深雪先生のインタビューも読んだけど、そこでも書かれていたように、レーベルのスタンスも時代ごとに変わってるんだろうな。2021/04/09