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内容説明
“ピアノの詩人”ショパンの劇的な人生!
波乱のヨーロッパ。誰よりもピアノを愛し“ピアノの詩人”と呼ばれたショパンは、音楽家を志してから生涯故郷に帰ることのなかった望郷の人でもありました。短くも華やかなショパンの音楽と恋をまんがで紹介します。
<シリーズ説明>政治家、武将、科学者、まんが家など、知っておきたい日本と世界の人物をまんがと解説で紹介。貴重な資料をもとに、綿密な時代考証で裏うちし、それぞれの輝かしい生涯をシナリオライターとまんが家の共同作業で忠実に再現しています。
この作品の容量は、84.1MB(校正データ時の数値)です。
【ご注意】
※本書電子版には、底本の資料編は掲載されていません。
※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
※この作品は一部カラーが含まれます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
74
図書館本 ジョルジュ・サンドとのからみは悲しい。やはり連れ子とのかかわり方は難しい。アンディアナ、ルクレツィア・フロリアーニ、魔の沼、愛の妖精はいつかよんでみたい。 ポロネーズ、マズルカも動画サイトで聴いてみたい。紙の本で音楽を聴くことはさすがに無理ですからね。2022/01/08
たまきら
30
ピアノの発表会で必ず登場する有名人、娘さん伝記デビューです。繊細な音に先にふれていたため、まったく違和感がなかったみたい。子犬のワルツを知らなかったそうなのでびっくり。ベートーベンも読んだので、次にモーツアルトを読みたいそうです。へいへい探しますよ~。2021/01/26
たまきら
27
発表会で、ショパンの曲を何曲も聴いた娘さん。「もう一度読み直したい」と借りてきて、聞いたばかりの曲がどういう状況で誕生したのかを再確認していました。また、世界一難解なピアノ曲ってなんだろう?という疑問を持ちYoutubeで調べましてね…いやはや出るわ出るわ。リストさんとか。彼の伝記が読みたいらしいんですが、う~ん子供向けであるのかしら。調べてみよう。2021/04/08
テルテル
26
音を愛し、全ての現象(武勇伝、歴史、失恋、友との対話など)を音で表現させることで社会生活をみていたショパン。音は彼にとって、文字であり、言葉そのものだった。音から伝わる彼の感情は多くの人々を感動させた。私のお気に入りの絵本『おおきなあな』と共感できる。若くして結核という病に冒されたショパンは、苦しみという『おおきなあな』に落ちてしまう。その『あな』は婚約者さえも奪う。それを埋めたのが、サンドの存在だったが、彼女もまた去ってしまう。39歳という若さでこの世を去ったショパンの言葉が今もなお音として伝わってくる2015/03/09
えすてい
8
ロシア発給の旅券を更新しなかったため、ショパンは「無国籍者」となってしまった。祖国ポーランドはロシアに蹂躙された。これでポーランドに戻ることは不可能になった。でも、自分の心の中にポーランドはいつもある。欧州各地を転々としながらも、俺はポーランドの男だ。国民楽派音楽はショパンよりもう少し後の時代だが、ショパンこそ元祖ナショナリズムな音楽家とも言えよう。2019/04/23