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出版社内容情報
原 哲也[ハラ テツヤ]
著・文・その他
内容説明
療育の制度や手続きから、子どもへの接し方、進学や就職の見通しまで。発達障害のある子を育てるのに必要な情報が一冊でわかる!
目次
第1章 うちの子に療育が必要?(発達障害とは;「療育」とは ほか)
第2章 療育の制度と発達障害のある子への支援(発達障害のある子への支援の概要;療育の相談をしたいときは ほか)
第3章 療育ってどんなことをするの?(療育方法や療育機関をどう選ぶか;療育に関わる専門職と関係者 ほか)
第4章 家庭での療育(家庭だからできること;食事・排せつ・睡眠、運動・遊び ほか)
第5章 学校と進路選択(学校制度の概要;小学校入学までの手続き―就学相談 ほか)
著者等紹介
原哲也[ハラテツヤ]
言語聴覚士・社会福祉士。一般社団法人WAKUWAKU PROJECT JAPAN代表理事。1966年生まれ、千葉県出身。明治学院大学社会学部社会福祉学科卒業、国立身体障害者リハビリテーションセンター学院・聴能言語専門職員養成課程修了。カナダ、東京、長野の障害児施設等で勤務。2015年に『発達障害のある子の家族を幸せにする』ことを志に、一般社団法人WAKUWAKU PROJECT JAPANを長野県諏訪市に設立。児童発達支援事業所『WAKUWAKUすたじお』を運営し、幼児期の療育などを行い、これまでに5000件以上の相談に対応(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あみやけ
43
思いつきで転職したので、今の仕事の基礎の基礎も前の仕事とのつながりもなんとなくしかわかってませんでしたが、とても整理されていて分かりやすかったです😃転職して3ヶ月が過ぎた今読んでちょうど良かったです。少しずつ勉強します。2023/07/21
Natsuko
14
発達障害=自閉症、ADHD、LD(学習障害)の総称。「療育」の本ということで対象者は子供だが、成人の支援にもつながる気づきが多かった。*発達障害かどうかは、生活のしづらさがあるかどうか。*実行機能障害:最初の目的を忘れるため物事を遂行できない。*放課後デイは3タイプ(預かり・療育・習い事)*同じ診断でも症状は一人一人違うため、その子に何が必要かという視点で療育方法を考える。*作業療法士:生活動作訓練も行う2023/10/29
さくら
7
療育について満遍なく、知りたいことが載っている本。入門書以上、専門書以下くらいの難易度で、難しすぎずかと言ってここが詳しく知りたかったのに…!って言うのがある訳でもなく、とても良本。 療育施設や保健師などでの会話で出る専門的な話の「よく聞くけどこれってなんだろう?」や「これってどうしたらいいんだろう?」がしっかり書かれているので困ったらこれを読めば大抵なんとかなりそう。2023/05/31
luckyair
7
発達障害という言葉の定義から、医療機関や公的機関との関わり方、支援の内容や子ども自身に障害のことをどう伝えるか、療育の具体的方法など網羅的。それだけではなく、筆者が言語聴覚士・社会福祉士であることから、事実の列挙にとどまらず親や子どもの気持ちに寄り添っている部分が〇。日本のインクルーシブ教育という名前を冠したものは海外のそれとは程遠いらしい。障害のあるなしに関わらず、弱い所を助け合う社会を目指すかどうかという社会の意思の問題とあるが、その通りだと感じた。それには学校や世間一般があまりに未成熟。★★★☆2022/02/24
もぐ
3
うちの子心配だな、こういうときどうしたら? どんな支援が受けられる?実際に支援に繋がるには? 就学後は?就労は?生活スキルは同身につける? などの疑問も全て丁寧にわかりやすく書かれている。 何がわからないかわからない状態であってもこの本を読めば満遍なく理解ができる、入門に良い本だと思う。2023/09/04




