目次
第1章 産婦人科医がコロナ禍の妊婦さんに伝えたいこと(妊活どうする?待つのか、産むのか;アビガンだけが治療薬候補ではない ほか)
第2章 正しい知識を武器に効果的に予防する(ウイルスの特徴と性質を知れば不安は減る;スマートフォンを「清潔」に保てるか ほか)
第3章 コロナ禍のマタニティーライフをどう乗り切るか(妊娠前に準備しておきたいコロナ以外の感染症対策;コロナが流行しても妊婦健診は控えないで ほか)
第4章 感染したらどうなるか知っておく(感染したかどうかの見分け方;コロナに感染して仕事を休んだときは傷病手当金 ほか)
著者等紹介
宋美玄[ソンミヒョン]
産婦人科医、医学博士。1976年、兵庫県神戸市生まれ。2001年に大阪大学医学部を卒業し、大阪大学産婦人科に入局。2007年に川崎医科大学講師に就任。その後、ロンドン大学病院留学で胎児超音波を学ぶ。2010年から国内で産婦人科医として勤務し、2017年には丸の内の森レディースクリニックを開業。臨床医を務める傍ら、テレビや雑誌などで妊娠、出産、性などについての啓蒙活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鳩羽
6
新型コロナウイルスの感染を誰もが気をつけなければならない時代に、妊娠、出産をするにあたって、どういうところに特に注意していけばいいのかを分かりやすくまとめた本。本書の中でも触れられているとおり、情報は日々変わっていくかもしれないが、それでも一冊にまとまっているというのは、どの情報を信じたらいいのか分からない、情報が多すぎて整理が追いつかないときの交通整理によかった。感染を防ぐのと、妊娠を安全に維持することはけっして相反するものではないので、リスクを軽減することを意識することが大事だと思った。2020/10/16
まりこ
2
コロナ禍の妊娠と出産の事情について書かれた本。妊娠と出産というよりは、コロナに関する基本情報がメインだったので、期待していた内容と少しずれがあった。基本的な感染対策をして感染リスクの少ない行動をすれば、過度に恐れることはない、ということを著者は伝えたいのだろうと受け取った。「感染したくないというのは誰しも同じですが、リスクを減らすためにどこまで我慢するかという加減は人それぞれ」はまさにその通り。2021/02/19
まつ
1
第2子を考え始めるにあたって、手にしました。本に裏付け?られたかなと。 高齢、不妊治療中など、切羽詰まっていないのであれば、もう少し状況をみてからでも。ただ、収まってからという保証はないので、妊娠を考える年齢であれば、状況を見定める必要がある。それについての考え方や根拠、情報源について書いてありました。2021/06/02
シーズー
0
図書館本。2020年に執筆された本なのでワクチンなどについてはアップデートが必要なものの、基本的な感染対策や妊婦の心構えは参考になる。妊娠中に読めば良かった!2022/04/03
miura
0
家事の手伝いが、下手な声がけやお土産以上に喜ばれるのは学びになった。あくまで著者の意見ということには注意しないとだけど。2020/11/08
-
- 和書
- A/Identify
-
- 和書
- 世界のオンブズマン構想