出版社内容情報
「ボケとツッコミと恐怖」新感覚ナニワ・ホラー!
呪われた少女が
救いを求めたのは
呪いを解けない霊能力者コンビ!?
顔と体に広がる黒いシミ、あの世へ誘う黒い影。何者かの呪いがトップアイドル・るるを襲った。
恐怖に怯える彼女は救いを求めて大阪へ。
そこで待ち受けていたのはパチンコに明け暮れるアビーと口の悪すぎるゲイルの変人霊能力者コンビ。
だが願いむなしく二人は呪いを解こうとしない。
それどころか“厄霊”なる強大な怨霊が取り憑く土地へ連れられ、るるに命の危機が迫り……!?
内容説明
顔と体に広がる黒いシミ、あの世へ誘う黒い影。何者かの呪いがトップアイドル・るるを襲った。恐怖に怯える彼女は救いを求めて大阪へ。そこで待ち受けていたのはパチンコに明け暮れるアビーと口の悪すぎるゲイルの変人霊能力者コンビ。だが願い空しく二人は呪いを解こうとしない。それどころか“厄霊”なる強大な怨霊が取り憑く土地へ連れられ、るるに命の危機が迫り…!?
著者等紹介
最東対地[サイトウタイチ]
1980年生まれ、大阪府出身。2016年、『夜葬』で第23回日本ホラー小説大賞読者賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みや
24
全身を黒いシミで覆われたアイドルが寝屋川に住む霊能力者アビーとゲイルの元で厄霊の世界に巻き込まれるホラー。著者の既読作はどれも好きだが、今作はあまり惹かれなかった。一番の魅力(だと私は思っている)であるグロが無く、とにかく物足りない。特殊な怪異の設定はいつも通り面白いものの、今回の「匣」は作品内で目立たず、勿体なかった。厄霊や怪奇現象は視覚的な情報が多いので、映画や漫画だと映えそう。イケメンコンビなのに表紙絵は萌えなかったから自己製造。ポップなノリで読みやすく、キャラ読みは今までで一番楽しめた。2020/12/18
のりすけ
22
最東対地さんって、もっとこう…うまい書き方あるんちゃうん?と言う感じの方だったのに、文章はそこそこ進化してはる。ちょっぴり崩壊した日本語や、何言うてるん?って部分は若干名残を残してるけどね。ただ、禍々しいホラー描写が少ないねん。ねちっこく書いてくれはったらよかったのに。表紙の二人があまりにもアマリニモで、イラスト描いた人は細かい内容知らずにやったんか?と邪推。完結した…とはいいがたいので、続編があるのならそっちで風呂敷をたためるか? 2020/12/22
くろねこ
21
んー…なんだろうな。。主人公のるるは嫌いじゃないんだけど、アビゲイルがなぁ。。というか主にゲイルの口癖がイラっとするのが原因かも🤨 ブックカバーつけて読んでたから読み終わってから表紙見たんだけど、ゲイルのイメージ違いすぎてびっくりしたw2021/01/20
瀧ながれ
21
…いい材料をそろえてると思うんですが、調理の仕方がよろしくなくて、怖くもなければグロくもない、残念な自称ホラーになっちゃってます。ヒロインにふりかかったモノがなにかということが気になって最後まで読んだし、それはそれでおもしろかったのだけど、…なにがアカンかったのやろかねえ。2020/08/04
雨
20
設定はいいが、アイドルの子の心の声?が少々うるさく感じた。2020/08/16
-
- 和書
- チッソは私であった