出版社内容情報
認知症ケアの本質、それは「人間関係を整えること」にあり!
認知症のお年寄りは、困りごとが増えるためイライラ・ソワソワと落ち着かなくなりがち。
おまけに「介護している人」との間に誤解やすれ違いが生まれやすくなるため、
円満だった関係が壊れ、つい怒ったり、乱暴な言葉が出たりするのです。
では、「いい関係」をどうやったら作ることができるのか? この本には、そのヒントが満載。
介護者が困る(そして、お年寄りも困っている)次のような問題の解決策が見つかります!
【こんな問題を解決】
●理不尽なイライラ →「話に同調」「逆質問」で回避
●他人の物を盗る →「一言追加」「スキンシップ」でOK
●暴言や悪口がひどい→「苦労話」で気持ちを変える
●出ていこうとする →「忘れ物!」でまず時間かせぎ
●幻覚・幻視で不穏 →「場面を変える」で解消
などなど、「ウソ」「おどかし」「無理やり」に陥らずにできる介護を、
豊富な事例とともにお贈りします。
◎本書の目次から◎
第1章 大事なのは「お年寄りとの人間関係」
第2章 「頼れる人」がいれば介護はうまくいく
第3章 「すれ違い」をなくして人間関係を整える
第4章 お年寄りに納得してもらえる「約束」のケア
第5章 認知症を越えて、穏やかな「旅立ち」へ
内容説明
お年寄りが落ち着く!上手な「声かけ」「関わり」がわかります。話の腰を折らない、まず同調してみる、「ルール」を探る。
目次
第1章 大事なのは「お年寄りとの人間関係」(お年寄りは「人間関係がある人」にケアされたい;認知症も含めた「その人」と付きあおう ほか)
第2章 「頼れる人」がいれば介護はうまくいく(お年寄りは「頼れる人」を求めている;「頼れる人」の言葉は聞いてもらえる ほか)
第3章 「すれ違い」をなくして人間関係を整える(噛みあわないのは「世界が2つある」から;認知症の人が出入りする「世界」とは―テラダさんの場合 ほか)
第4章 お年寄りに納得してもらえる「約束」のケア(食べたのに「ご飯まだ?」と言う人への対応;「帰ります」と出ていく人への接し方 ほか)
第5章 認知症をこえて、穏やかな「旅立ち」へ
著者等紹介
植賀寿夫[ウエカズオ]
1979年、広島県生まれ。介護福祉士、介護支援専門員(ケアマネジャー)。専門学校を卒業後、介護老人保健施設、デイケア、デイサービスなどを経て「みのりグループホーム川内」に管理者として入職、現在は施設長。自らも現場でケアに携わるほか、18年にわたる経験を活かして他施設での職員研修、地域の老人会、学校などで認知症の講座を担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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