サピエンス日本上陸―3万年前の大航海

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サピエンス日本上陸―3万年前の大航海

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  • サイズ 46判/ページ数 336p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065185544
  • NDC分類 469.91
  • Cコード C0040

出版社内容情報

私たちの祖先は、なぜ日本へ来たのか?――謎に迫るためにおこなわれた命がけの航海実験。その成果から見えてきた「新しい人類史」!

内容説明

私たちの祖先は、なぜ日本を目指したのか?命がけの航海から見えてきた「新しい人類史」!3万年前の航海徹底再現プロジェクト。クラウドファンディングで約6000万円もの支援を受けて達成されたプロジェクトが、日本人誕生の物語と、祖先たちの「本当の姿」を浮かび上がらせる。

目次

第1章 プロジェクトの誕生
第2章 3万年前の謎
第3章 草たば舟―原始の舟の潜在力
第4章 竹いかだ舟―最有力モデルの検証
第5章 丸木舟―最後の可能性
第6章 黒潮を越える実験航海
第7章 台湾から与那国島へ
第8章 祖先たちはなぜ島を目指したのか

著者等紹介

海部陽介[カイフヨウスケ]
国立科学博物館人類研究部人類史研究グループ長。「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」代表。人類進化学者。理学博士。1969年、東京都生まれ。東京大学理学部卒業。東京大学大学院理学系研究科博士課程中退。ジャワ原人やフローレス原人の研究により、第9回(2012年)日本学術振興会賞を受賞。そのほか、モンベル・チャレンジ・アワード(2016年)、山縣勝見賞(2019年)受賞など。著書に『日本人はどこから来たのか?』(文藝春秋、古代歴史文化賞受賞)、監修書に『我々はなぜ我々だけなのか』(講談社ブルーバックス、科学ジャーナリスト賞・講談社科学出版賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

旅するランナー

183
後期旧石器時代のホモ・サピエンス(先祖たち)がどうやって何のために海を渡り日本にやって来たのか? この疑問への答えを探して、実際に船を作り行われた「3万年前の航海徹底再現プロジェクト」のレポート。船選び(草たば舟・竹いかだ舟・丸木舟)、台湾先住民アミ族の協力、伝統的ナビゲーション(陸・太陽・月・星・風・雲・鳥など)の習得など、大変興味深い。2019年7月7~9日に台湾台東県から黒潮を越えて与那国島までの200km強を渡りきり、いらぬことをやる挑戦者たちの姿を再現する、心踊るチャレンジ。そこにロマンを見た。2020/05/08

さつき

75
3万年前、人類はどうやって日本列島にやって来たか。大陸から陸続きに本州まで歩けたというのは誤りだとは知らなかったです。当時の航海者達がどんな舟に乗っていたか分からないまま、草たば舟、竹いかだ舟、丸木舟と次々可能性を試す過程はエキサイティング。天然の素材で舟を作る難しさを知り、石器時代のご先祖達の偉大さを思いました。台湾から与那国島へ行き先が見えないのに出航するなんて驚き!海図や海流、天候の知識がある現代人であっても苦労した冒険を3万年前にどうやって成し遂げたのか。想像力が刺激されました。2022/05/12

やいっち

70
台湾から一番近い琉球列島の島である与那国島への航海。マスコミを入れての公開実験となった。葦などの草束舟や筏舟と失敗を重ね、丸木舟でついに成功した。丸木舟で渡海しただろうという有力な説の浮上である。その渡海への試行錯誤のドキュメント自体が本書の読み物である。同時に、吾輩の関心は、何故、後期旧石器時代のホモサピエンスは広大な海を越えていったのか。2020/06/20

翔亀

39
【沖縄19】旧石器時代の日本は、縄文時代(新石器時代)に比べると出土するのは石器ぐらいしかないのでイメージが沸きにくい。日本列島の最初のホモサピエンスである彼/彼女らは、同じ旧石器時代のホモサピエンスであるヨーロッパのクロマニョン人の洞窟壁画のような遺跡を残さなかったので影が薄い。しかし人類史上、最も偉大なチャレンジを成し遂げたのだと説くのが本書だ。沖縄に旧石器時代のホモサピエンスの人骨が発掘されている以上、台湾から黒潮を超えて渡ってきたと考えるしかない。しかし、それがどれだけ困難なことだったのか。↓2021/11/07

ちくわ

23
面白かった!人類は日本列島にどうやってたどり着いたの?という意外と知られていない問いに、体当たりで挑む実験プロジェクトです。確かに、ニューギニアと同等に舟と考えるのが自然ですが、しかし黒潮凄いですね。ここまで冒険して何故航海に出たのでしょう?謎は深まるばかりです!(☆4)2023/05/01

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