出版社内容情報
これからの人生(セカンドステージ)をデザインするためになにより必要なのは、これまでの人生(ファーストステージ)を見つめ直すことである。そして、そのための最良の方法は自分史を書くことである。
2008年、シニア向けコースとして開講された「立教大学セカンドステージ大学」。著者が受け持った「現代史の中の自分」には数十人のシニア世代の受講生が集まった。
自分史を書かないと自分という人間がよくわからないはずだという信念に基づく本書は、自分の年表を作ること、なにを書くべきか、長い文章を書き続けるコツなど、自分史にまとめるための実践理論を軸に、それに応えた受講生たちの自分史を引用しながら、世の中の広い読者に向けた1冊。
内容説明
人生のセカンドステージをどう生きていくのか。そのデザインのために必要なのはファーストステージとしてのこれまでの人生を見つめ直し自分史を書いてみること。特に誕生・成長・結婚・仕事歴など身辺雑記的記録に留まらず、同時代史の流れの中に自分を置いて見ることを著者は奨める。大学シニア向けコースで実践された作品と、書き方のコツを紹介。
目次
第1章 自分史とはなにか(長く文章を書き続ける最大のコツ;「はしがき」と「あとがき」について;自分の歴史を記す2つの意義 ほか)
第2章 自分の年表を作る(年表が自分史のコンテとなる;自分の人生を大きく区分けしてみる;資料整理で記憶がよみがえる ほか)
第3章 なにを書くべきか(たくさん書く、たくさん読む;それぞれの時代を反映した自分史の好例;「ファミリー」、そして「恋愛」の書き方 ほか)
著者等紹介
立花隆[タチバナタカシ]
1940年生まれ。東京大学文学部仏文学科卒業。1967年、東京大学文学部哲学科に学士入学。その後ジャーナリストとして活躍。1979年『日本共産党の研究』で第1回講談社ノンフィクション賞受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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壱萬参仟縁
ミヤト
周ちゃん
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