星海社FICTIONS<br> 世界樹の棺

個数:

星海社FICTIONS
世界樹の棺

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月20日 10時53分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 432p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065175361
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

殺されたのは人間か、人形か。あの筒井康隆が認めた大型新人・筒城灯士郎が圧倒的スケールで放つファンタジー×SF×ミステリ巨編!

内容説明

美しく平和な小国で、王城にメイドとして仕える少女、恋塚愛理。内部に街が存在し、“古代人形”が暮らすという巨木“世界樹の苗木”の調査に出向いた愛理は、謎の棺を洋館へ運び込む少女たちと出会い―密室殺人に巻き込まれてしまう!殺された少女は、そして殺した犯人は、人間か、人形か?“世界樹の棺”の秘密が暴かれたとき、世界の姿は反転する―!文学界の巨匠・筒井康隆が認めた異才・筒城灯士郎が圧倒的スケールで放つファンタジー×SF×ミステリー巨篇、ここに爆誕!!

著者等紹介

筒城灯士郎[トウジョウトウシロウ]
1989年生まれ。筒井康隆『ビアンカ・オーバースタディ』の続篇として執筆した『ビアンカ・オーバーステップ』で星海社FICTIONS新人賞を受賞。その才気が筒井に認められ、破格のデビューを飾る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

267
読み友さんの推薦で読みました初読み作家・筒城灯士郎さんのファンタジーSF百合ミステリー小説の快作で久々に超難解な物語を読み乍ら頭がパニックになりかけましたが読み終えて何とか自分なりにわかった気になりまして大いに楽しめましたよ。どうもありがとうございました。紹介文に著者は筒井康隆が認めた異才と書かれておりまして成る程なあと感心しましたね。あとがきで著者が本書のモデルはスイスのベルンだと書かれていますが、メインキャラのメイド・恋塚愛理(こいづかあいまい)とハカセ・天王寺朧(てんのうじおぼろ)は日本人名なのか?2022/02/24

ちょろこ

135
わからないけど面白い一冊。初読み作家さんが描くファンタジーでミステリな世界は平和な小国、古代人形が住む「世界樹の苗木」を取り巻く密室殺人事件とその内部調査の二つを軸に読ませてくれるストーリー。殺人事件といい、常についてまわるのは人か、からくり人形かといった謎。これだけでも大満足なのにそれだけでは終わらせないのがまたすごい。全てが必要要素でその全てが複雑に絡みあい最後にあばかれる世界は正直自分の頭の中も絡みあったまま。全ては理解できていないかも。なのに面白い。もし気付けなかった何かを知ったら…倒れそう。2022/03/19

ナルピーチ

127
一度読んだだけでは理解不能?!洗練されたその構成に開いた口が塞がらない!二つのパートに分けて進む物語。どんな繋がりをみせながら交錯していくのか?読み進めながら想像を広げていくも、本作はそんな浅はかな考えを見事に上回る展開が待っていて、 物語の終盤まで辿り着くと読者は必ず"違和感"を抱くに違いない!ファンタジーな世界とSF要素を組み込み、更には複雑怪奇な事件が起きてしまう。いろんな要素の化学反応がこの世界観を見事なまでに演出してくれた。筒城先生の創造力の底知れ無さ、これは他の作品も必読ですな!2023/03/19

nobby

125
「わはは♬」「うんうん!」から始まり「んん!?」「おぉぉ!」「ほほぅ…」と揺さぶられ「あれっ!?」「えぇっ!?」唖然呆然のラストに思わず絶句!いやいや、これは凄まじく楽しめるファンタジー→本格ミステリ→SF→世紀末サーガだ!〈世界樹〉とか〈古代人形〉なんて戸惑いがちな設定もコミカルで軽快な作風で圧倒的にのめり込む!気付けば並行して語られるのは国の平和をかけた大捜索と密室殺人!これがどちらもワクワクだからたまらない!あの三原則へ人形から導くのには恐れ入った!そして訪れる反転に脳内フル稼働して思わずブラボー!2022/04/17

えにくす

112
遥か未来。強大な帝国が世界を支配する時代。ある小国に仕えるメイド恋塚愛埋は、世界樹の苗木に向かう国王と帝国の使者の後を、姫と2人で追う。一方で知人のハカセと世界樹の調査に同行する愛埋の、コミカルな冒険が始まる。同時進行する時系列が不明な2つの物語という展開で、殺人事件が発生。だがそれは壮大な物語の、序章に過ぎなかった。犯人判明後の終盤は、怒涛の展開。衝撃の登場に驚くこと必至。駆ける!愛埋が駆ける!翔べ!愛埋よ翔べ!興奮と感動のSFファンタジーミステリー大河スペクタクル活劇の世界へ、いざ旅立とう!★4.52022/04/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14705122
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。