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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
北白川にゃんこ
7
そうだ!倒すべき敵は!2023/01/14
T.Y.
5
項羽は咸陽を焼き払い、劉邦は僻地・漢中に封ぜられる。しかし「国士無双」韓信を大将として得た劉邦はひそかに逆襲に向かう…。ただやはり本作の主人公は張良ということで、今回の見所はやはり張良の「吾王」韓王成の最期。あくまで亡国・韓の遺恨を果たし再興することを主人公の目的にしてきただけに、漢の軍師として「対・項羽」に切り替えるのに相応の手間がかかった感じか。いずれにせよあの冴えない王が最期に…やはり熱い。それと虞姫の登場。さすがに黄石とは別人だったが、あの時の黄石と項羽の辛みはこう繋がってくるわけね。2019/08/21
新天地
3
相変わらず項羽が怖い。本当にこの人は他者を事もなげによく焼いてよく殺すね。一方で、ついに国士無双さんこと韓信が話の主役になる回がっ!今までの「自分実力ありますよ。機会に恵まれてないで気ですが何か?」みたいな態度でネタキャラ扱いしていたけど、それ以外でもこんなに良いキャラだったなんて!!万の軍勢を操る日はまだ先になりそうだが、その前に周りとの友情を築きや羽ばたくための階段を上がった、適性のある人物があるべき場所に就いたという展開がたまらない。さらに泣き虫の韓成王は一世一代の大勝負に。この展開も熱い。2019/08/24
蝉、ミーン ミーン 眠ス
3
韓王成の見事な死に様が描かれたことでこの先の項羽との戦に向けての気運がますます高まってきた。2019/08/16
Worldさん
2
国士無双!と肩書だけが叫ばれ続けた韓信がついに大将に、ってさすがに出世させすぎだろと思うがこれが劉邦の力…。張良の心の支えでもあった韓王、成が張良に翼を授けるために項羽に啖呵を切る。これまでの流れ、そして短い期間であったが目的を果たした臣下に報いた行為が泣かせる。間違いなく心に残る王の一人であった。2023/07/15