ブルーバックス<br> トポロジー入門―奇妙な図形のからくり

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トポロジー入門―奇妙な図形のからくり

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065166055
  • NDC分類 415.7
  • Cコード C0241

出版社内容情報

「本書は中学生およびその課程を履修されて、さらにそれ以上の学修をされている方や実社会に活躍する人たちに、トポロジーの内容の基礎を紹介するとともに、子息を持たれる親御さんたちに、マルと三角がなぜ同じか……という、最も基本の問題を解説することに意を用いた」(著者まえがきより)

誰もが単語は知っているけれど、多くの人はよくわかっていない「トポロジー」。『四次元の世界』『マックスウェルの悪魔』などブルーバックスで科学啓蒙書の傑作を数多く残してきた都筑卓司先生が、このトポロジーも数式をほとんど使わず楽しく解説してくれた伝説の名著が、ここに新書版として復活!

まずは下準備として、片道切符を使ってどのように日本中を迂回しながら旅行するか、という話からはじまり、ジョルダンの定理、一筆書きとオイラー・グラフ、ケーニヒスベルグの橋、といった事例の解説を丹念に重ねた後、トポロジーの意義について解説。続いて日本地図の県ごとの塗り分けから多色問題について触れ、メビウスの輪の理屈を解説し、クラインの壺、カタストロフィー理論にまで到達。

旅行ブックのように楽しく読めて、それでも一通りの概念を知ることができる堂々たる入門書として、現代の読者に自信を持っておすすめできる一書です。
冒頭に『「%」が分からない大学生』著者の芳沢光雄・桜美林大学教授による解説つき!

内容説明

日本を一周する片道乗車券の路線は、どんな図形を描くのだろう?身近な話題から出発して、旅行ガイドブックを眺めるように、位相幾何学の論点を網羅していこう。位相、多様体、不動点、完全n点グラフ、オイラーの多面体定理、ジョルダンの定理、ホモロジー群、カタストロフィーの理論まで。『四次元の世界』『マックスウェルの悪魔』など多くの傑作入門書で知られる故・都筑卓司博士の名著が復活。

目次

1 乗車券のはなし
2 やわたのやぶしらず
3 都市計画のはなし
4 トポロジーとはなにか
5 ドーナツとクッキー
6 国盗り物語
7 不思議な曲面
8 空間の神秘を求めて

著者等紹介

都筑卓司[ツズキタクジ]
1928年浜松市生まれ。海軍兵学校、旧制一高から東京文理科大学物理学科へとすすみ、同大学院では統計力学を専攻。物理学の全分野にわたって幅広い知識をもつ。横浜市立大学で教鞭をとり、同大学名誉教授。2002年7月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うぃっくす

7
一応読んだけどほんとに文字を追っただけという笑 読んだ本として登録するのおこがましいね。かろうじて理解できたのは1章と2章の最初まででした。こんな難しくて入門書なのかな?と思うけど最後の方に今までやってきたのは英文学におけるアルファベットレベルですと書かれていたわ。この本を読んでわかったのは今後トポロジーをやってますという方に出会ったら尊敬しかないということですね。ありがとうございました。2021/05/30

HANA

5
クラインの壺を大学で習ったあたりから完全に向いていないと思っていた分野ではあったけれど、これを読めばなんとかついていけそうな感じ。入りが凄く分かりやすくて読み進めやすかったので良い入門書。2020/01/16

そめちゃん

2
今まで読んだ本で一番理解できなかったが、有名な島を1回だけ通る問題(正式名称あるかも)や半導体の構造、他の自然科学にトポロジーが関与していることは読んでいて胸がわくわくした。ポアンカレ予想との関連は数学ガールで勉強してみよう!2024/06/29

bittersweet symphony

2
幾何が数式に乗っ取られて別のものに変節していく様相を丁寧に解説している。複雑化したディメンションは代数でしかないという事は本当はもっと明言するべき所ではあります。2019/07/31

PenguinTrainer

1
線路や水田、漢字やひらがななど現実にある物体の捉え方から始まり、オイラーの標数を用いた形の評価を行うことに関して丁寧に説明してくれている本 読み進めて行くうちに語句の説明が出てくるので、分かりにくくなってきてもとりあえず一通り流して読むことで何かと疑問が解決していく2019/11/21

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