出版社内容情報
シリーズ累計発行部数350万部突破! TVアニメも第二期の制作が決定した『はたらく細胞』が、小学生向けの読み物として登場しました。本書は、アニメのイラストを200枚以上使いながら「からだの仕組み」をわかりやすく解説しています。(アニメイラストを使用した書籍はシリーズ初!)全編総ルビ入り。小学校中学年以上対象。
【目次】
はじめに
1章 みんなの体の中にいる細胞たちのお仕事
みんなの体は細胞でできている
細胞たちの相関図
コラム:血液ってなに?
赤血球
白血球
血小板
コラム:体中をめぐる血液の旅
コラム:血液が減るとどうなるの?
好酸球
マクロファージ
コラム:血液が作られるまで
樹状細胞
コラム:体を守るリンパ
キラーT細胞
ヘルパーT細胞
制御性T細胞
B細胞
NK細胞
コラム:「自然免疫」と「獲得免疫」
まだまだいるよ「はたらく細胞」たち
コラム:血液型は、どう決まる?
2章 細胞VS病原体
からだを守っている免疫細胞たち
免疫細胞たちの敵
くしゃみで退治! 肺炎球菌
すり傷はこうやってなおす
インフルエンザはチームワークでたおす
細菌や寄生虫があばれる食中毒
花粉症はアレルギーが原因
夏は熱中症に注意!
がん細胞と戦う免疫たち
コラム:体の○○はなぜ起こる?
コラム:細胞たちを元気にしよう
さくいん
(c)清水茜/講談社・アニプレックス・davidproduction
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ALATA
51
普段と変わらず元気に過ごせていても環境の変化で喉が腫れたり熱が出てくる。生活に支障のないウィルス保菌者、チョットのことで感染症に発展するメカニズム…人間の体ってほんと不思議。アニメ画像でわかりやすく病原体から守る免疫の仕組みなど勉強なりました★3※さすがに専門的文字の羅列で説明する項目が多い。小学校高学年向け?でも、ちょいと読みづらいかな(^ ^)2025/08/23
yumiha
39
プレゼント候補本として読んでみた。いわゆる学者の本よりも、ずっと読みやすいし印象に残る。それは、キャラクター化されている細胞のイラストがすっと浮かぶからだろう。リウマチは自己免疫異常が原因だと言われているが、その犯人は攻撃の指令を出すヘルパーT細胞が勘違いをして、それに従うキラーT細胞が戦ってしまったからだろうか?それとも暴走するT細胞たちを抑える役割の制御性T細胞が、仕事をサボっているからなのか?とあれこれ考えた。2025/06/18
RX78
20
アニメ版のすっきりした絵でかわいく読みやすい。まるでキャラクター図鑑。それぞれの細胞が擬人化されることによって難しい内容もわかりやすく勉強になる。マンガももう一度読みたくなった。2020/06/13
ふじ
20
久々衝動買い。アニメを見せたら息子の食いつきが良かったので、ふりがな付きの図鑑はありがたい!推しの血小板はもちろん、キラーT細胞の変遷や、がん細胞の恐ろしさなど、早速堪能しました。息子曰く、とりあえず笑えばいいんだね!とのこと。2019/11/26
しろくま
14
子どもたちが、マンガもアニメも絵本も一通り見て、気に入ったものは何度も読み直しているので、細胞に詳しくなりました(笑)。血小板、マクロファージ、NK細胞を気に入っている様子。こちらは、細胞たちを紹介した図鑑ですね。2023/03/08