出版社内容情報
世界中のディズニーランドで人気の恐怖アトラクションの「ホーンテッドマンション」を題材にした連作小説の翻訳出版になります。作者は「ホーンテッドマンション」図書室の司書、アミカス・アーケイン。「ホーンテッドマンション」に住み着く999人の亡霊たちの物語を本にまとめ管理しているのです。彼が語る忌まわしい独特の文体は一度読み始めてしまうと、恐怖に取り込まれて行き、逃れられません。3作目となる本作は、ヒッチハイク幽霊とも呼ばれる、自分の今の状況が受け入れられない悲惨な亡霊たちの姿を墓石の裏から覗き込むように描きます。悲劇が読者のあなたの身にも降りかからないように注意して、その結末まで立ち止まらず読んでください。
内容説明
三たび、アミカス・アーケインが、おそろしい物語を聞かせるためにもどってきた。3つのあやしげな荷箱がホーンテッドマンションに運ばれ、恐怖の物語ははじまる。だが、くれぐれも気をつけろ。その中には、ひとりでに曲をかなでるピアノ、不気味なミイラ、魔法のドアが入っているのだから…。小学中学年から。