ブルーバックス<br> 深海 極限の世界―生命と地球の謎に迫る

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ブルーバックス
深海 極限の世界―生命と地球の謎に迫る

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  • サイズ 新書判/ページ数 286p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065160428
  • NDC分類 558.3
  • Cコード C0240

出版社内容情報



藤倉 克則[フジクラ カツノリ]
著・文・その他/編集

木村 純一[キムラ ジュンイチ]
著・文・その他/編集

海洋研究開発機構[カイヨウケンキュウカイハツキコウ]
著・文・その他

内容説明

特殊な環境の生態系、地球の動きのカギを握る海洋プレート。地球温暖化・海洋酸性化のしくみ…。深海を知ることで、生命の神秘、地球のダイナミズムが見えてくる。巨大地震後の深海調査からもさまざまなメカニズムの解明が進んでいる。

目次

序章 深海の入り口
第1章 深海と生命(潜水調査船で深海生態系を観る;化学合成生態系とは;共生がもたらす進化いろいろ!;生命の起源と地球外生命;海底下生命圏)
第2章 深海と地震(プレートテクトニクスは深海から;巨大地震は深海で起こる;東北地方太平洋沖地震はこうして起きた;地震・津波発生のメカニズムに地震断層を掘り抜いてせまる;南海トラフはどうなる)
第3章 人類と深海(海洋酸性化と深層循環;鉱物・エネルギー資源;地球の危機と生物多様性とのかかわり;地震・津波が深海に運んだもの;海のプラスチック問題)

著者等紹介

藤倉克則[フジクラカツノリ]
海洋研究開発機構上席研究員。栃木県足利市生まれ。東京水産大学(現・東京海洋大学)修士課程修了。学術博士(水産学)。海洋科学技術センター(現・海洋研究開発機構)に入所以来、有人潜水調査船「しんかい2000」や「しんかい6500」、無人探査機などを駆使して深海生物研究に取り組んでいる。海洋の生物多様性や海洋プラスチックにも研究対象を広げている

木村純一[キムラジュンイチ]
海洋研究開発機構上席技術研究員。長野県上伊那郡箕輪町生まれ。大阪市立大学理学研究科博士課程修了。理学博士。インドネシア共和国地質研究開発センター、福島大学、島根大学(教授)を経て、海洋研究開発機構に入所。専門は火山学、岩石学、地球化学。日本地質学会より小藤文次郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やいっち

74
「極限ともいえる過酷な環境で、深海の研究を続けてきた海洋研究開発機構(JAMSTEC)の研究者たちが、深海を研究しなければわからない、生物や地球のしくみ、地震との関連や人類との関わりについて解説。深海生物だけでなく、海底下生物、生命の起源、地球外生物にまで及ぶ生命のことから、巨大地震後の海底変動から見えてきた地震のメカニズム、海底の鉱物資源や、地球温暖化との関係など、あらゆる「深海」がわかる1冊!」2023/10/31

やいっち

46
宇宙はもちろん、地上にあっては微生物から動植物や人間、そして社会。地下も興味津々だが、深海も最後のフロンティアなんて言い方もされる、未踏の領野。地球表面の3分の2を占める海は、あまりに広く、まして海の底、深海となると、探求の手が及んだのはほんのわずか。熱水噴出孔の発見や噴出孔につくられる生物群集も驚異に満ちたものだった。有人潜水調査船「しんかい6500」や、地球深部探査船「ちきゅう」などの活躍が目覚ましい。2019/08/09

テイネハイランド

19
図書館本。本書は深海の世界を主に三つ(1 深海と生命 2 深海と地震 3 人類と深海)に分けて紹介した本です。各章はそれぞれ専門分野が異なる執筆者が担当していて、興味深いトピックを色々と扱っているものの、専門分野が違いすぎるせいかやや統一感がない印象を受けました。特に海洋研究開発機構が担当した第二章(「深海と地震」)については専門用語が説明なく使われていて、内容自体は結構興味深いだけになおさら読んでいて不満を覚えました。私が本書の編集者だとしたら第二章だけでも書き直してくれと頼む気がします。2023/12/12

魚京童!

18
海が広すぎて、パソコンがしょぼすぎて計算ができない。不思議だよね。人間が作ったものが人間を超えようとしている。超えた先にあるものとは一体。宇宙人を見つけたと思ったら宇宙人が作ったAIっていうオチが見えるよね。AI同士で会話する。人のいない横断歩道で信号無視をしていいのか問題だよね。0と極限のその間。いま、我々はそこにいるのかもしれない。だからこそ世界は進まないのかもしれない。2023/02/22

ローレンツ🐾

16
前編での【しんかい6500】の紹介と、まさにしんかい6500に乗って潜行していくような文章にワクワクした! ただ、後半の地質調査や資源調査のあたりでは、なんだか複雑な気持ちになった。 たくさんの資源があるけど、やっぱり資源には限界がある。 地球に住む生物の中で我々人間だけが資源を搾取してしまうのは… 快適な暮らしと環境を守ることの相反する難しさがここでも感じられた。2021/07/01

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