講談社文庫<br> 病弱探偵―謎は彼女の特効薬

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講談社文庫
病弱探偵―謎は彼女の特効薬

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065155653
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

マイは病弱でしょっちゅう何かの病気にかかっており学校も休みがち。床にふせっている長い時間を使って謎を解く「寝台探偵」登場!

内容説明

高校一年生の貫地谷マイは、年中体調不良で欠席ばかり。彼女の数少ない生きがいは、自室のベッドでミステリー小説を読みあさり謎を解くことだ。マイの同級生・山名井ゲンキは、お見舞いのついでに学校で起こった事件を、ベッドサイドに送り届ける。奇妙な六つの謎の真相と、ほのかな二人の恋の行く末は!?

著者等紹介

岡崎琢磨[オカザキタクマ]
1986年福岡県生まれ。京都大学法学部卒業。2012年、第10回『このミステリーがすごい!』大賞「隠し玉」に選出された『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』でデビュー。翌年同作で第1回京都本大賞を受賞し、累計200万部を超える人気シリーズになる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

芳樹

36
貫地谷マイは花の女子高生。でも年中何かの病気に罹って床についており、青春を謳歌できない。そんな彼女は推理小説が大好きで、謎を解いているときだけ病気の痛みを忘れられる。謎は彼女の特効薬なのだ。気になる幼馴染みの山名井ゲンキが持ってくる『学校で起きた不思議な事件』を、安楽椅子探偵ならぬ『寝台探偵』として今日も華麗に解決!六つの連作短編からなる甘くほろ苦い青春ミステリ。お話の展開がいずれもパターン化されていて、二人のやりとりの『お約束』が面白い。謎解きとともに二人の恋の行方にも注目です。とても良い小説でした。2020/02/13

こーた

28
同じ病気を扱った小説でも珍しい病気の「天久鷹央シリーズ」とは違って、身近な病気を題材としているので親しみがありました。僕の目は閃気暗転だったことがわかりました。2019/11/22

だい

27
二人の関係が微笑ましくて、読んでいて面白かった! あと、病気についていろいろと知識が増えた(笑)2019/10/18

くろねこ

20
やたらと色んな病気にかかり寝ついている探偵役のマイと、お見舞いがてら謎を運んでくる幼馴染のゲンキで事件を解決していくお話。 フツーにただ病弱なだけじゃダメなの?と思ったら、その時々にマイがかかってる病気(インフルや偏頭痛など)に事件を例えたいがためみたい…。 連作短編だし日常の謎系だし好きなタイプのはずだけど、読感が微妙だったのはキャラが誰も好きになれなかったせいかな😯2021/09/27

しぇん

20
病弱すぎて年200日は休んでそうなヒロインと幼馴染の男の子の日常ミステリーの短編連作。謎は小さく登場人物少なすぎ犯人が消去法でわかってしまいますが、まぁ日常物として気軽に読めば良いのかなと。続くかな?タレーランも何時か続き出て欲しいですが2019/09/15

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