熱男のことば―球界最高のモチベーターが実践する究極のポジティブマインド

松田 宣浩【著】

講談社（2019/03発売）

• サイズ B6判／ページ数 194p／高さ 19cm
• 商品コード 9784065154083
• NDC分類 783.7
• Cコード C0095

出版社内容情報

常勝軍団福岡ソフトバンクホークスのチームリーダーにして球界最高のモチベータ―、松田宣浩。トレードマークの「熱男」ポーズはＷＢＣで日本中のファンを熱くした。天才、カリスマがひしめくホークスのなかで周囲を勇気づけるために彼が日々心掛けていること、ルーティンなどを紹介。勝てる組織をつくるために必須な「仲間を元気に、前向きにする秘訣」が詰まった書！

苦しい場面こそ周りに見られている／外されても常に臨戦態勢／あえて「ムカつく」を口に出す／分岐点を自覚する／「松田宣浩」より「熱男」／キャラクター作りから得られるものもある／モチベータ―はきっちり仕事をしてナンボ／良くないときは何かを変えてみる／同じことを飽きずに続ける／体に覚えさせるまで数をこなす／日々やっていることしか本番に出せない／目立たないところこそ重視する／ひきずらない、気をそらさない／失敗して照れ笑いする前にやることがあるだろう／相手が誰であれ、言うべきことは言う／個人しか尊重しなくなったらおしまい／ピンチでは、細かいことは言わない／循環が強いチームを生む／ベテランこそ溌剌と／若手優先の社会潮流には逆らっていきたい／指導力がない人ほど力に頼る／後輩に「やらせる」のではなく、先輩が「やる」／「誰かになりたい」ではなく「トップになりたい」／その年代に合った「上司の言葉」を大切にする

内容説明

球界最高のモチベーターが実践する究極のポジティブマインド。常勝ホークスを全身で熱く引っ張る男がはじめて明かす心の準備５９。仲間と自分を元気に前向きにする秘訣。

目次

あえて「ムカつく」を口に出す
相手がだれであれ、言うべきことは言う
亜細亜大学の四年間が培った「人間力」
今、調子のいい人が選ばれるべき
お客さんのことを思えば中途半端なことはできない
お手本になる存在になりたい
同じことを飽きずに続ける
書きとめることが新たな「気づき」を呼ぶ
隠れていた「目立ちたい願望」
過去に教わったことは忘れずに財産として残しておく〔ほか〕

著者等紹介

松田宣浩［マツダノブヒロ］
滋賀県草津市出身。１９８３年５月１７日生まれ。２００５年のドラフトで、希望入団枠でホークス入団。２０１８年シーズンのパ・リーグベストナイン。ゴールデン・グラブ賞７度受賞。攻守走にわたって背中でチームを引っ張る。２０１４年から２年間選手会長。この間、チームは日本シリーズ連覇を果たす。２０１３、２０１７年のＷＢＣに出場（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[フク]

図書館。松田らしい言葉が並ぶ。色んな意味で。

2020/04/22

[Miko]

★４つ。『熱男』の松田さん明るく元気なキャラがお気に入りでした。引退のセレモニーは感激して涙してしまった。常に前向きで現役を目指してきたところも好きです。解説者はちょっと力が入りすぎかな。でも球界のために色々頑張ってもらいたいと思います。

2023/10/30

[平森]

★★★ #読了 すごーくマッチらしい。技術的なことでなく精神的というか彼が思っていることを平たくストレートな言葉で綴られていて野球少年向けっぽいかなー。結構繰り返しの話が多いのだけどそんなとこもマッチらしい（笑）。 ちょうど開幕の時に読んでいたので、彼の今年の決意表明のようにも思えた。そして、その開幕の日に1500安打をホームランで決めてくれた。感激したよ♪

2019/03/31

[Folgore]

大好きなチームの大好きな選手、「熱男」ことホークスの松田宣浩。 周知の内容も多数あったが、胸に刻みたい言葉もたくさんあった。特に「監督やコーチは年々変わっていくが、僕は100%新しく上司になった方の意見に耳を傾ける」が印象的。過去の経験は経験値として、新しい環境に柔軟に対応することの大切さは、ビジネスの世界にも通ずる金言だね。 昨年のCS、日シリではスタメンを外れいよいよ世代交代かと思ったら、今シーズンはチームで1、2を争う好調をキープする松田。これからも良い意味でファンの期待を裏切り続けてほしい。

2019/04/10

[だでぃ]

年齢を重ねても率先して行動し、後輩を背中でひっぱる。失敗から目をそらさず、糧とする。新しいことを厭わず、他人の教えを柔軟に受け入れる。常にトップで居続けようとする。まだまだ譲るつもりはない、常勝軍団の象徴、松田宣浩のことば。

2019/04/14