出版社内容情報
トーベ・ヤンソン[トーベ ヤンソン]
著・文・その他
渡部 翠[ワタナベ ミドリ]
翻訳
内容説明
トーベ・ヤンソンのムーミン絵本が新しくなりました!版を新たにして美しい印刷をほどこし、訳の改訂をおこなった、待望の決定版。
著者等紹介
ヤンソン,トーベ[ヤンソン,トーベ] [Jansson,Tove]
1914年、フィンランドのヘルシンキに生まれる。ストックホルムとパリで、絵を学ぶかたわら童話を書きため、1948年に出版した『たのしいムーミン一家』が大評判となり、その後『ムーミンパパの思い出』『ムーミン谷の夏まつり』(すべて講談社)などを発表。絵本や小説、コミックスなどの著作に加え、画家としても数多くの作品を残している。1966年に、国際アンデルセン大賞を受賞。2001年6月に逝去
渡部翠[ワタナベミドリ]
日本フィンランド文学協会副会長。元ヘルシンキ大学講師。夫の故・高橋静男氏とともに、日本とフィンランドの文化交流に尽力してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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keroppi
66
「ムーミン全集」を読み終えたので、図書館で見つけた絵本を3冊借りてきた。これは、トーベ・ヤンソンの絵と文によるもの。少女がムーミン谷に迷い込む冒険に満ちた不思議な旅を描いている。「ムーミン」を読むと読者である私たちは、いつもこんな旅をしているんだなぁ。トーベ・ヤンソンの水彩画が素敵。2022/01/29
クラミ♬
20
ちょっと大人なムーミン絵本📕2022/01/08
ochatomo
8
トーベ・ヤンソンさんによる水彩画の絵本 ストーリーはちょっとわかりにくく、絵でわかるというものでもなく、ファンタジックな原画の展覧会の雰囲気 改訂新版だからか原書情報表記がない 原題“Den farliga resan” 元本1977年 初邦訳1991年 2019刊2021/09/16
K・M
7
不思議なメガネを手に入れたシュールな少女スサンナと一匹の猫が繰り広げるムーミン谷への摩訶不思議な冒険の物語。スサンナは突如消えてしまった黒猫を無事連れ戻す事が出来るのか-?。トーベ・ヤンソン女史が描くシリーズ最後となる絵本。美しい色彩の水彩画で表現されたムーミン谷と現実世界をリンクさせるスピンオフ作品だ。旅路でヘムレンさんやビブスランたち一行とスサンナがばったり出会い、なぜかスニフも合流ついでにスナフキンも登場するのはファンには嬉しい。いつもとは一味違うムーミン谷の世界感をじっくり堪能出来る至極の一冊だ。2023/03/25
umico
7
原画を思い出しつつ。暗さと明るさの対比がいい。2020/08/11