出版社内容情報
がん治療後の腕や脚の慢性的なむくみ。完治は難しいが適切な対応で生活に支障を来す状態は防げる。誰もがかかえる不安と悩みに応える
内容説明
がん治療後のむくみ。これはリンパ浮腫なの?リンパ節をとる手術を受けた時点で、予備群に。診断・治療から悪化を防ぐ暮らし方まで徹底解説!
目次
第1章 この症状はリンパ浮腫なのか?(「リンパ」ってなんですか?血液と関係ありますか?;手術後のむくみが、そのままリンパ浮腫に? ほか)
第2章 してもいいこと、避けたいこと(仕事や家事で避けるべきことはありますか?;日焼けや虫刺されは絶対に避けたほうがいいの? ほか)
第3章 どこにかかる?どんな治療法がある?(リンパ浮腫の診断・治療はどこで受けられますか?;リンパ浮腫かどうか、どうやって診断するのですか? ほか)
第4章 自分で取り組む!リンパケア(日常的なケアで、いちばん大切なことは?;スキンケアの具体策は?なにをすればいいですか? ほか)
第5章 浮腫に負けない!気持ちのもち方、暮らし方(浮腫はメンタルにも影響しますか?気が滅入りがちです;悪化が怖くてたまりません。乗り越え方を知りたいです ほか)
著者等紹介
宇津木久仁子[ウツギクニコ]
1959年、山形市生まれ。がん研有明病院婦人科副部長、リンパ浮腫治療室長。1983年、山形大学医学部卒業、同大学医学部附属病院に勤務。1989年、米国ベイラー医科大学留学。1991年、山形大学医学部附属病院を経て、1994年から癌研究会附属病院に勤務。手術を含むがん治療、治療後の経過をみるフォローアップを担当している。日本婦人科腫瘍学会専門医、がん治療認定医、日本リンパ浮腫学会理事、日本リンパ学会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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