出版社内容情報
つねにベストは更新される。
最新WWシリーズ始動!
カタナを帯びた金髪碧眼の戦士、デミアン。
記録上は存在しない特殊兵器。
楽器職人としてドイツに暮らすグアトの元に金髪で碧眼、長身の男が訪れた。日本の古いカタナを背負い、デミアンと名乗る彼は、グアトに「ロイディ」というロボットを探していると語った。
彼は軍事用に開発された特殊ウォーカロンで、プロジェクトが頓挫した際、廃棄を免れて逃走。ドイツ情報局によって追われる存在だった。知性を持った兵器・デミアンは、何を求めるのか?
内容説明
楽器職人としてドイツに暮らすグアトの元に金髪で碧眼、長身の男が訪れた。日本の古いカタナを背負い、デミアンと名乗る彼は、グアトに「ロイディ」というロボットを探していると語った。彼は軍事用に開発された特殊ウォーカロンで、プロジェクトが頓挫した際、廃棄を免れて逃走。ドイツ情報局によって追われる存在だった。知性を持った兵器・デミアンは、何を求めるのか?
著者等紹介
森博嗣[モリヒロシ]
工学博士。1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。同作は、まんが化、ドラマ化、アニメ化などされ、多くのクリエータに影響を与えた。以降、ミステリィ、SF作品を発表。エッセィや新書も多数刊行している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yu
98
Kindleにて読了。ハギリ博士!ウグイさん!!っと言ってはいけないんだけど。結末もひたすらしびれる。2019/07/06
さばかん
83
デミアンが一人……デミアンが二人……デミアンが三人……、それでもデミアンは一人なのか? ところで、登場人物たちに既視感があるのだが……。気のせいかな……。2019/11/15
bura
70
やっと読めたWWシリーズ第1作。これは完全なWシリーズの続編だ。ドイツで静かに暮らす「楽器職人」グアドと「技師」のロジの元へ突然、ウォーカロンのデミアンが現れる。彼は「ロイディ」を探していた。ここから新たな事件が始まっていく…。100年シリーズ、Wシリーズと続く思考と肉体の乖離と融合はどの未来へ向かうのか。全てはマガタ・シキの描いた世界なのか。Fから始まった森博嗣の壮大な物語はまだまだ続いていく。ああ、楽しみ!2020/04/10
佐島楓
69
この二人はあの二人と見せかけて実は違う二人なのかな? などと邪推しまくりながら読了。森さんの手のひらの中なのが悔しい、とこの感想を何度抱いたことでしょう。ぶつぶつ言いながらもシリーズを追ってしまうんだな。2019/06/26
はと麦茶
56
人間とウォーカロンの違いから、内側と外側とか、「それでもデミアンは一人なのか?」とか。人間が細胞の一つになって世界は広がったのか狭まったのか、もう禅問答なの?イメージが追いつかないの。おばあちゃんだから。wwシリーズって笑われてるみたい2019/07/03
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