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出版社内容情報
『明治緋色綺譚』&『明治メランコリア』のリカチ最新作! 昭和初期に煌めく、歌姫誕生物語!!天性の歌声を武器に映画スタァを目指す小夜子。怪我を負った月子の代役で主演となり、トップスタァへとのぼっていく。そんな折、月子から「天良がほしい」と言われ驚く小夜子。月子と天良の関係が気になるが、親友浅海との間も拗れていて小夜子の悩みは深かった。そんな折、本当の父と母の情報を聞き、動揺から浅海を訪ねてしまい!?
リカチ[リカチ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
葉鳥
4
この巻の表紙好き。薄っすらと忍び寄ってきていた戦争の影が前面に。小夜子が主演をすることになった作品の最後が検閲で軍歌に差し替えられることになったくだりが辛くて堪らなかった。そして浅海…愛しさ全開からの酷い仕打ちだよ……。それでも尚柔らかい表情を向けることに安心はすれども。2024/11/05
チューリップ
4
戦前の昭和って殺伐としているのかなとイメージしていたけれど、映画撮ったり制限は厳しいけれど娯楽もあったんだな。検閲されるから当初撮りたかったものからは違うものになってしまったりと思い通りではないけれど。浅海が小夜子との再会で自分の夢を諦めないと思った矢先のあの展開は辛かった。本人は別の形でって前向きだけど小夜子が気に病んでしまうのも仕方ないよと思った。2022/11/16
だんでらいおん
4
【購入本】2019/08/14
赤魚
3
浅海いいいい〜〜〜〜!!!!!2019/01/21
るぅ
3
また少し時が経ち、小夜子と天良は友達以上のいい雰囲気。だけど小夜子が自分の本当の両親のことで不安になった時に助けを求めたのは浅海。小夜子を見る浅海の目も何とも優しい。小夜子の仕事、親子関係、恋愛、全てが大きく動き出した巻。2019/02/06