出版社内容情報
大ヒット『その可能性はすでに考えた』『探偵が早すぎる』著者・井上真偽のデビュー作、ついに文庫化! 伝説はここから始まった!それは、「推理」でなく「検証」。
探偵を補完するもう一つの存在・推理の「検証者(ベリファイア)」、見参!
大ヒット『その可能性はすでに考えた』はここから始まった!?
雪山の洋館での殺人。犯人は双子のどちらか。なのにいずれが犯人でも矛盾。
この不可解な事件を奇蹟の実在を信じる探偵・上苙丞(うえおろじょう)が見事解決
ーーと思いきや、癒やし系天才美人学者の硯(すずり)さんは、その推理を「数理論理学」による検証でひっくり返す!!
他にも個性豊かな名探偵たちが続々登場。名探偵を脅かす推理の検証者、誕生!
『その可能性はすでに考えた』『探偵が早すぎる』の
大人気作家・井上真偽のメフィスト賞受賞作、ついに文庫化!
レッスン1「スターアニスと命題論理」
レッスン2「クロスノットと述語論理」
レッスン3「トリプレッツと様相論理」
進級試験「恋と禁忌の……?」
巻末資料
解説 佳多山大地
井上 真偽[イノウエ マギ]
著・文・その他
内容説明
雪山の洋館での殺人。犯人は双子のどちらか。なのに何れが犯人でも矛盾。この不可解な事件を奇蹟の実在を信じる探偵・上苙丞が見事解決―と思いきや、天才美人学者・硯は、その推理を「数理論理学」による検証でひっくり返す!!他にも個性豊かな名探偵たちが続々登場。名探偵を脅かす推理の検証者、誕生!
著者等紹介
井上真偽[イノウエマギ]
神奈川県出身。東京大学卒業。『恋と禁忌の述語論理』(本書)で第51回メフィスト賞を受賞。第2作『その可能性はすでに考えた』は2016年度第16回本格ミステリ大賞候補に選ばれた他、各ミステリ・ランキングを席巻。続編『聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた』でも「2017本格ミステリ・ベスト10」第1位を獲得した他、「ミステリが読みたい!2017年版」『このミステリーがすごい!2017年版』「週刊文春ミステリーベスト10 2016年」にランクイン。さらに2017年度第17回本格ミステリ大賞候補と「読者に勧める黄金の本格ミステリー」に選ばれる。また同年「言の葉の子ら」が第70回日本推理作家協会賞短編部門の候補作に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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