私はあなたの瞳の林檎

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  • サイズ B6判/ページ数 226p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065132555
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

舞城王太郎、新プロジェクト発動! 2ヵ月連続刊行1冊目、恋篇。10代で炸裂した恋心は、大人になった「私」をまだ脅かしている。ずっと好きで仕方がない初恋の女の子。僕の告白はいつだって笑ってかわされる。でも、今好きなものを次なんて探せない!(表題作)いいものは分かる、けど作れない。凡人な美大生の私が、天才くんに恋しちゃった!(「ほにゃららサラダ」)僕が生きていることに価値はあるのだろうか。僕は楽しいけど他の人にとっては?(「僕が乗るべき遠くの列車」)思春期のあのころ誰もが直面した壁に、恋のパワーで挑む甘酸っぱすぎる作品集。

私はあなたの瞳の林檎
ほにゃららサラダ
僕が乗るべき遠くの列車


舞城 王太郎[マイジョウ オウタロウ]
著・文・その他

内容説明

ずっと好きで好きで仕方がない初恋の女の子。僕の告白はいつだって笑ってかわされる。でも、今好きなものを次なんて探せない!(「私はあなたの瞳の林檎」)。いいものは分かる、けど作れない。凡人な美大生の私が、天才くんに恋しちゃった!憧れの人と付き合う楽しさと苦しさを描く(「ほにゃららサラダ」)。僕が生きていることに、価値はあるのだろうか。僕は楽しいけど、他の人にとっては?答えを教えてくれたのは、勇敢な二人の女の子だった(「僕が乗るべき遠くの列車」)。2ヵ月連続作品集刊行、1冊目・恋篇。思春期のあのころ誰もが直面した壁に、恋のパワーで挑む甘酸っぱすぎる作品集。

著者等紹介

舞城王太郎[マイジョウオウタロウ]
1973年、福井県生まれ。2001年『煙か土か食い物』で第19回メフィスト賞を受賞しデビュー。03年『阿修羅ガール』で第16回三島由紀夫賞を受賞。近年は小説に留まらず、漫画作品の原案、翻訳、短編映画や長編アニメの脚本、短編アニメの原案、脚本、監督などをつとめている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

❁かな❁

192
わー♡甘酸っぱいなぁ♫ただ甘いんじゃなくて甘酸っぱいがしっくりくる。舞城さんの作品を読むのは5作目。既読の作品はもっと心の声ダダ漏れで疾走感溢れリズミカルな文章だったり、バイオレンスもあったりしたので、こんな青春ど真ん中の作品って新鮮!これって恋なのかどうか自分の気持ちもわからないくらい初々しい登場人物たちが愛しい♡男女の掛け合いも良く思春期の色んな思いが炸裂!やっぱりマイジョーだなぁとも思った!3編共それぞれ素敵♡「僕が乗るべき遠くの列車」は泣いてしまった。各章のラスト大好き♡家族編の檸檬も読みたいな♫2019/02/02

yoshida

189
舞城王太郎さんの恋愛についての短編集。舞城さんの独自の感性とリズムで十代の恋愛を描く。どの短編も独自の個性が効いている。「ほにゃららサラダ」での松原さんが面白いダス。そして「僕が乗るべき遠くの列車」での主人公の考えに私も一部近い部分があり、感情移入しながら読めた。何と言うか、私も「フフンとした顔」をしている時があったらしい。学生の頃から言われたりしてきた。そんな主人公に菊地鴨と鵜飼夏央の二人の女の子が心を寄せるのが羨ましくもある。舞城王太郎さんの独特の雰囲気とテンボを感じれて楽しく読了。他作も読みたい。2019/05/03

ででんでん

145
舞城王太郎の作品、そんなに読んでいないけど、ひとつの文が長めでリズムのある彼の言葉の積み重なりを、頭の中でシャクシャクと咀嚼していくのは、いつも気持ちいい。この作品は、そんなシャクシャク噛める林檎の中に蜜がたくさん入っている。10代~20代はじめくらいの時間をもう一度過ごしてみたい気がした。「僕が乗るべき遠くの列車」では、そんな林檎の中に、「淵の王」みたいな暗い黒い穴の片鱗を感じ、それが切なさを倍にする。やっぱり私にとって独特に魅力的な作家。次は「檸檬」を楽しみに。2018/12/10

なゆ

125
舞城さんはこれまでノーマークだったのですが、何しろこの素敵なタイトルにひっぱられて。そしたらなんと、私のツボにポスッとはまった!まさかこんな、十代のモヤモヤした恋愛以前のあれやこれやにドキワクハラハラさせられるなんてね。さらには芸術とは?物事の価値や意味とは?なんてことまで。3つの話それぞれに、やたら遠回りでめんどくさくて、なんかよくわかんないけど体当たりな“好き”があふれてて。遠い昔の、がむしゃらだった頃を思い出させてくれた。文章も程よく軽めがいい感じ。来年は、舞城さんを掘り下げてみようかな〜。2018/12/21

のんき

114
3つの短編。青春時代の恋愛のお話し。最初の短編で、直紀は、鹿野林檎ちゃんを好きと公言してるのがすごい!あの頃のわたしなんて、好きって言ったことも、言われたこともないかも。じゃあ、今なら好きって言えるかというと、そうでもないかあ(笑)3つ目の短編、価値のない人間なんて、いないと思いましたあ。付き合って、喧嘩したり、振られたりするけど、助けられたり、楽しく過ごしたこともあるんだもん。どんな人間にも価値はあるよね2019/02/08

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