講談社ラノベ文庫<br> 白翼のポラリス〈2〉

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講談社ラノベ文庫
白翼のポラリス〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 326p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065132159
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

第6回講談社ラノベ文庫新人賞佳作受賞作! 正統ジュブナイルの新たな地平を切り拓く、蒼い世界の戦闘機ファンタジー第2弾!どこまでも続く空と海。だがこの蒼き世界には、果てがあった。空は磁気乱雲に切り取られ、海は広大な陸地に阻まれ、伝説の大陸国家“ボレアス”は実在した。遠く遠く北の果てから、誰も抗えなかった強力な海流を引き裂いて、戦船がやってくる。この星の真実と、災厄を載せて――。ヴェセル・バトー会戦終結の立役者となったスワローのシエルとヴェセル王女のステラは、会戦時に垣間見た自走する船とボレアスの情報を集めるべく奔走していた。糸口を掴めない二人の元に依頼が舞い込む。依頼人はボレアス軍人と名乗るシエルの父・アカーシャだった。再び蒼い空が赤黒く汚される時、少年は何を想い、何を掴み取る? 待望の戦闘機ファンタジー第2巻。

阿部 藍樹[アベ アイキ]
著・文・その他

やすも[ヤスモ]
イラスト

内容説明

どこまでも続く空と海。だがこの蒼き世界には、果てがあった。空は磁気乱雲に切り取られ、海は広大な陸地に阻まれ、伝説の大陸国家“ボレアス”は実在した。遠く遠く北の果てから、誰も抗えなかった強力な海流を引き裂いて、戦船がやってくる。この星の真実と、災厄を載せて―。ヴェセル・バトー会戦終結の立て役者となったスワローのシエルとヴェセル王女のステラは、会戦時に垣間見た自走する船とボレアスの情報を集めるべく奔走していた。糸口を掴めない二人の元に依頼が舞い込む。依頼人はボレアス軍人と名乗るシエルの父・アカーシャだった。再ば蒼い空が赤黒く汚される時、少年は何を想い、何を掴み取る?待望の戦闘機ファンタジー第2巻。

著者等紹介

阿部藍樹[アベアイキ]
1989年生まれ。高校の国語教師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

39
ヴェセル・バトー会戦終結の立役者となったスワローのシエルと王女のステラ。会戦時に垣間見た自走する船とボレアスの情報を集めるべく奔走する二人の元に、ボレアス軍人と名乗るシエルの父・アカーシャから依頼が届く第二弾。父の依頼に同行する整備士の幼馴染・ジニーに、父から託されたボレアスの王女・シュリ。ヴェセルも無関係ではいられないボアレスの政変に巻き込まれてゆく展開でしたが、つかの間の四人の交流がもたらしたそれぞれの想いと、自分の役割を自覚し難局をどうにか打開すべく立ち向かう彼らの姿にはぐっと来るものがありました。2018/10/02

しぇん

21
親父があらわれ託してきたものは、亡命中の皇女でと。一巻に続き戦争をとめる為に奔走する話。登場人物増えた分ヒロインの影が薄かったですね。思い切り続いている終わり方ですが、果たして出版されるんでしょうか?2019/05/06

まるぼろ

20
ヴェセル・バトー会戦が集結した後も「自走する船」とボレアスに関する情報を収集しながらスワローとして仕事を全うしていたシエルとステラだったが、そんな折にシエルの父親であるアカーシャからある依頼を受け…と言うお話です。先ずはこの巻が読めた事がとても嬉しかったです。そして前巻以上に物語が広がった事でとても面白く読めた事も何より嬉しかったです。欲を言えばポラリス後部座席担当としてのステラの活躍がもっと読みたがったですが…w 今巻で主戦場となったナーヴェにおける状況下の中での、シュリの王女としての覚悟や→2018/10/07

真白優樹

16
伝説の情報を集める中、シエルの父親が依頼してくる今巻。―――伝説を相手に見せろ、神話への道を示す空の舞。 図らずも名が売れてしまった事で、ただ空を舞うだけではいられなくなる。 一介のスワローでありながら国同士の絡み合う、戦乱の大渦の中へと飲み込まれ、試されるのは矜持と絆。 逃れようのない、自らの力及ばぬ渦の中でそれでもともがき、立ち向かう。そんな魂の叫びと輝きが眩しく、待たされた分世界が広がり、味が一気に醸成され旨みが跳ね上がる巻である。向かう先、生き延びることはできるか。 次巻はいつになるだろうか。2018/10/07

イシカミハサミ

15
地上での人間同士のやり取りに関しては、 “王族”も絡む割には軽めな感じもする。 まあ、世界観的に王族が身近、という設定 と言われれば納得できるレベル。 各戦闘も導入部分は幼稚な理論が働いているようにも思えるけれど、 始まってしまえばヒリヒリした描写で読ませてくれる。 世界観の説明もかなり進んで、 次巻は神話の土地にふみいれそう。 早めの刊行をお願いします。 ……でるよね?2018/11/22

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