講談社現代新書<br> 徳政令―なぜ借金は返さなければならないのか

個数:
電子版価格 ¥880
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

講談社現代新書
徳政令―なぜ借金は返さなければならないのか

  • 早島 大祐【著】
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • 講談社(2018/08発売)
  • ブラックフライデー全点ポイント5倍キャンペーン(~11/29)
  • ポイント 40pt
  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2021年11月28日 02時10分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 314p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065129029
  • NDC分類 322.14
  • Cコード C0221

出版社内容情報

借金棒引きという奇妙な「法」の分析から、中世社会とは何だったのか、さらには人間にとって経済の本質とは何かを解き明かす。今も昔もお金の貸し借りには、かたちは違うとはいえ一定の秩序が存在していた。だがその一方で600年前の中世社会と現代社会の金融とでは、決定的な違いが存在していたこともまた確かである。その最たるものが徳政である。貸していたお金がなくなるなど、今では詐欺行為と同等かそれ以上の悪辣きわまりない行為だと考える人がほとんどだろう。だが中世社会ではそれが徳政という美々しい名のもとで行われていた。(はじめにより)

中世とは何か 債務破棄が徳政と呼ばれた時代
正長元年の徳政一揆、室町幕府を飲み込む
法と法とのシーソー・ゲーム
室町の格差社会
過剰負担社会の誕生
「大法」に飲み込まれる人びと
接触する法と社会
「裁定者」の登場
分断される一揆
徳政に侵食される社会
貸借・土地売買と徳政
シーソー・ゲームの終わり


早島 大祐[ハヤシマ ダイスケ]
著・文・その他

目次

中世とは何か―債務破棄が徳政と呼ばれた時代
正長元年の徳政一揆、室町幕府を飲み込む
法と法とのシーソー・ゲーム
室町の格差社会
過剰負荷社会の誕生
「大法」に飲み込まれる人々
接殖する法と社会
「裁定者」の登場
分断される一揆
徳政に侵食される社会〔ほか〕

著者等紹介

早島大祐[ハヤシマダイスケ]
1971年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程指導認定退学。京都大学博士(文学)。現在、京都女子大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

樋口佳之

31
分一徳政令を見たときに、徳政令に財政政策的要素(いずれにせよ幕府財政は潤うのね)が付与されたことに言及したが、戦争状況を背景として、今度は徳政令が軍事政策的性格を強める/徳政令は戦争と一体化し、徳政には戦さのにおいがつきまとうことになった。ここにいたり、徳政観の反転は決定的になり、嫌悪の対象/大法の尊重される社会の出現とともに法の濫用も始まっているというお話なのかな。2019/03/11

浅香山三郎

27
『日本経済の歴史 中世』からの流れ。同書の著者執筆部分を分かりやすく説明し、且つ、それが室町時代の社会(都市社会と地域社会)の基本的なあり方をも明らかにすることに繋がつていく。具体例をくどくど書かずに論点をクリアにされることで、原理を述べるコトバが増へて、やや置いてきぼりを喰ふ箇所もあつたが、味読するべき価値がある本である。徳政を糸口にして、社会変動と中世人の観念の変容を明らかにしたこと、近年の政治史と経済史の研究成果の生かし方が絶妙なところなども、示唆に富む。2018/12/21

Kouro-hou

25
学生の頃「徳政令で借金踏み倒すともう貸してもらえないから駄目です」「そうか」と納得したが、その「そうか」の合意が近世日本でいかに形成されたかを近世事情、金融、価値観から語り、またそれを読み解く歴史学史についても語る本。元々は天候不順などの不作による借金を天皇の徳が足りなかった分で徳政だったが、出す方の都合で内容も転々。最後の方は出陣費&給料代わりとか。貸す方も徳政令予測込みで値を上げたりとか徳政利用しません誓約書付き上積みや、預けただけだから!貸してないから!偽装など不便この上ない。徳政令は地獄だぜー!2019/07/06

さとうしん

21
「借金棒引き」の徳政令がなぜ誰からも忌み嫌われるものになったのかを追ったものだが、その議論の過程で、謡曲「自然居士」に見られる法と法のぶつかり合い、室町幕府の幕府法がいかに優位性を獲得していったか、そして頼母子講や親しい人の間での借金など、身近なところで徳政令がいかに人々の信頼関係を破壊したかなど、当時の政治・法・経済・思想・社会生活など、話題が広範に及び、室町時代の総合的な社会経済史としても読めるものになっている。2018/09/03

19
天災を背景に、幕府の必殺技として生まれた借金帳消し徳政令が室町時代に乱発されたあげく、忌避され、消滅するまでの流れを説いた本。荘園や農村経営からの税収が低下し、莫大な利益をあげていた日明貿易も廃れ、財政基盤が脆弱な足利将軍家は土倉や馬借といった金融業や商業からの税収に依存するようになる。大陸から銭の流入も途絶えたことで、銭の質も落ち、貨幣への信用もなくなっていく。2019/09/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13043104

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。