出版社内容情報
サッカー日本代表の応援旗を作りスタジアムで応援する上海の若者たち等、いま中国人はアイデンティティを失い、日本の磁力に引かれる 権力固めに目途がついた習近平は、満を持して日中友好に路線を変更した。しかしそれ以前の中国には、既に「精神的日本人=精日」と呼ばれる人たちが大量に発生していた。そんな時代的な背景も作用していたのだ。
サッカー日本代表の応援旗を作りスタジアムで応援する上海の若者たち、旧日本軍の軍服を着てコスプレを楽しむ北京の青年、日本映画を研究する共産党員……特権階級の人たちの中国を「あなたの国」と呼ぶ中国人はアイデンティティを失い、いま日本の磁力に引かれているのだ。
――そうした中国人たちの生の声を、北京、上海、そして日本で取材し、決して画一的ではない中国人の日本観を示す企画。「精日」を通じて現代中国の全てが分かる!
まえがき――「反日」を覆す新中国人の実態
第1章 「精日」の時代背景
第2章 「精日」の精神的祖国
第3章 「精日」の百人百様
第4章 共産党から見た「精日」と日本
終 章 「精日」に対し日本人は
古畑 康雄[フルハタ ヤスオ]
著・文・その他
内容説明
日本文化が共産党を圧倒!?対日好感度も急上昇で、5年後の日中関係は激変!
目次
第1章 「精日」の時代背景(日本文化の影響を受けた世代とは;反日デモ収束と訪日旅行者の関係 ほか)
第2章 「精日」の精神的祖国(精神的な祖国は日本という人たち;あなたの中国は私の中国ではない ほか)
第3章 「精日」の百人百様(イケメン「精日」は軍事マニア;靖国神社で旧日本軍のコスプレを ほか)
第4章 共産党から見た「精日」と日本(中国共産党の「精日」観は;「精日」が作った社会の悪性腫瘍 ほか)
終章 「精日」に対し日本人は(民間消費こそ日本への認識を反映;迫害された中国人の「避難港」に ほか)
著者等紹介
古畑康雄[フルハタヤスオ]
1966年、東京都に生まれる。共同通信社編集局国際情報室次長。1989年、東京大学文学部(中国語中国文学)卒業後、共同通信社に入社。地方支社局を経て、1997年から北京の対外経済貿易大学に語学研修留学。2001年から16年まで、同社の中国語ニュースサイト「共同網」を企画、運営する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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