出版社内容情報
特別少年院から脱走した少年たちを追跡するアトムだったが、返り討ちにあってしまい大ピンチに！ そんなアトムの前に謎の宇宙人が姿を現す。かれは、一億年前に地球で犯した驚くべき罪を告白するのだった！（「一億年前の犯罪の巻」より） ＜収録作品＞宇宙放送の巻／人面岩の巻／顔のないロボットの巻／一億年前の犯罪の巻／ゾロモンの宝石の巻／火星から帰ってきた男の巻 ＜手塚治虫漫画全集収録巻数＞『宇宙放送の巻』『人面岩の巻』『顔のないロボットの巻』『一億年前の犯罪の巻』 ＭＴ２３８『鉄腕アトム』１７巻収録／『ゾロモンの宝石の巻』『火星から帰ってきた男の巻』 ＭＴ２３８『鉄腕アトム』１８巻収録 ＜初出掲載＞『宇宙放送の巻』 昭和４０年１２月号～昭和４１年１月号 「鉄腕アトムクラブ」連載／『人面岩の巻』 昭和４１年２月号～３月号 「鉄腕アトムクラブ」連載／『顔のないロボットの巻』 昭和４２年１月号～２月号 「少年」連載／『一億年前の犯罪の巻』 昭和４２年３月号～４月号 「少年」連載／『ゾロモンの宝石の巻』 昭和４２年５月号～１２月号 「少年」連載／『火星から帰ってきた男の巻』 昭和４３年１月号～３月号 「少年」連載
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふろんた2.0
7
アトム自体はメジャーな作品で、前半はよかったのですが、最後の2巻あたりは、話が大きく重くなりすぎて残念な感じになってきちゃいましたね。2018/09/20
tt23836148
4
『鉄腕アトム』とは『ロボット』でありそれは『科学』であり『未来』だ。だからそこに希望があり、根底には正義がある。しかしアトムとはロボットで人間の写し鏡だから、どうしても曖昧なイマジナリーな存在でもある。でもその曖昧なイマジナリーがアトムをアトムたらしめ、その中身は人が抱く空想であり、故に夢の存在である。つまり鉄腕アトムとはロボットだけど中身は人が抱く、『夢』で、それは科学というのに対する期待で織りなされていた。2025/06/23
ホームズ
2
『顔のないロボット』が１番良かったかな（笑）全体的にメッセージが強く子供が読むような漫画では無くなってきていますね。絵も初期からずいぶん変わってしまっていて・・・。初期の絵の方が好みですね（笑）2010/05/22
わさわさ
0
シリーズメイン読了。「顔のないロボット」の結末の後味の悪さが凄まじい。巻末に載ったアトムの歴史に、手塚先生の当時の苦悩が偲ばれます。2015/09/21
teixeira
0
私は『顔のないロボット』が一番心に残った。2010/01/08
