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出版社内容情報
東京に家出した継と空は、謎の老人が営むコロッケ屋でアルバイトを始める。一方、残された優心と朝里にもひと悶着が…!国内外で大絶賛された『神様がうそをつく。』の尾崎かおり最新作!閉塞した田舎町に生きる高2の男女4人組…継(つぐ)、空、優心、朝里。4人は、小学校の頃タイムカプセルを埋めた親友同士。だがその絆には、いつしかヒビが入っていた…。東京に家出した継と空は、謎の老人が営むコロッケ屋でアルバイトを始める。一方、残された優心と朝里にもひと悶着が…!ままならなさにもがく青春の日々を鮮烈に描く群像劇、第2巻。
尾崎 かおり[オザキ カオリ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
19
○ 地元の田舎町から東京に家出したギター少女の継(つぐ)、いじめられっ子の空。 何者にもなれない自分にイライラを募らせ、孤立する優心(ゆうしん)、彼に想いを寄せる朝里。高校2年生の4人を描く群像劇。尾崎さんらしく、心に突き刺さる厳しい描写や、助けてくれる心優しい人が登場します。物語がどのように進むのかまだハッキリしませんが、これからの展開に期待して次巻を待ちます。2018/09/26
陸抗
13
事情も聞かず、継と空を置いてくれるじいちゃんは優しい。しっかりお店の手伝いはさせてるけれど。東京に出てきた二人は生き生きとしだしたのに、残った2人はくすぶったまま。ボクシングを理由に飛び出した優心は変化の兆しがあるので、後は朝里か。2018/09/21
うさぎや
5
相変わらず刺さる。優心は拗らせすぎだよ……。2018/09/22
チューリップ
3
家出した2人はどうなるかと思ったけど継の父親の紹介で継の祖父宅に住み込みしながらコロッケ屋さんの手伝いをする事に。コロッケ美味しそうで無性に食べたくなった。優心は今の自分を変えたくてプロボクサーになる為に試験を受ける。変わりたいと思っても簡単に上手く行かない辺りがリアルだな。空は優心の事を許さなくていいと思うけどテストでうまくいかなかった優心をざまあみろと思いつつ複雑な表情しているのが色んな感情がありそうで絶妙だなと思った。観覧車での継の台詞も印象に残った。2019/04/08
KUMAPON
2
「これから美味しいもの食べようって時に腹いっぱいやったら入るとこがないやろ?これから起こる楽しいことが入るためにいつもちょっとだけすき間が空いてんねん。だからさみしくてもええねんで」やばい。泣ける。さらに『みんな自分が大嫌い』ってタイトルでまた泣ける。厨2か私…!2020/02/29