出版社内容情報
「うつけ者」と呼ばれながら、日本の新しい時代を切り開いた織田信長。天下統一のために戦い続けた激動の人生を、鮮やかに描きます。織田信長は、1534年、尾張の国(愛知)に生まれた武将です。小さいころから、身分の低い家の子どもたちにまじって遊んだり、父親の葬式で香を投げつけたりと、おかしな行動が多く、「うつけ者」と呼ばれていました。しかし、26歳のとき、尾張に攻めてきた今川義元の大軍に勝ち、天下統一へ向けて動きはじめます。
ただの農民の子にすぎなかった豊臣秀吉を取り立てるなど、常識にとらわれない発想で新しい時代を切り開いた信長。立ちはだかる強敵たちと戦いつづけ、数々の戦国大名を討ち滅ぼしました。しかし、天下統一を目前にして、家臣の明智光秀の裏切りにあい、本能寺で49年の人生を終えました。
青い鳥文庫の大人気シリーズ「タイムスリップ探偵団」の楠木誠一郎氏が描く、ダイナミックで等身大な織田信長の生涯!
<小学上級から すべての漢字にふりがなつき>
楠木 誠一郎[クスノキ セイイチロウ]
著・文・その他
寺田 克也[テラダ カツヤ]
著・文・その他
内容説明
織田信長は、1534年、尾張の国(愛知県)に生まれた武将です。いつ終わるとも知れない戦国争乱の世にあらわれ、わかくして頭角をあらわしました。弱体化した室町幕府将軍家の足利義昭を支持すると見せ、やがて追放。少数で大軍に勝利した桶狭間の戦い、比叡山延暦寺の焼き討ち、将軍・義昭による包囲網の突破など、天才的な戦略で天下統一にあと一歩と近づきます。しかし、夢の達成を目前にして部下の謀反にあい、もえさかる炎のなかで、信長はその短い生涯を終えたのでした。
目次
1 天下布武への道(うつけ者;マムシの娘;桶狭間の戦い;天下ブ布武)
2 天魔の所為(次期将軍を奉ず;「天下第一」の信長;金ヶ崎の退き口;比叡山焼き討ち)
3 織田信長包囲網(室町幕府滅亡;浅井・朝倉滅亡;長篠の戦い;安土城築城)
4 人間五十年、下天のうちを(大坂本願寺との対決;武田氏滅亡;三職推任問題;本能寺の変)
著者等紹介
楠木誠一郎[クスノキセイイチロウ]
1960年、福岡県生まれ。高校生のとき邪馬台国ブームで古代史好きになる。大学卒業後に歴史雑誌の編集者となり、広い範囲の歴史をカバーするようになった
藤科遥市[フジシナハルイチ]
イラストレーター、漫画家。1989年、愛知県生まれ。「楽しく読んで頭に残る」漫画をモットーに活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。