FUJIMI SHOBO NOVELS<br> 新たなる敵はじめました

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FUJIMI SHOBO NOVELS
新たなる敵はじめました

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784040705033
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

宇宙から送り込まれた地球侵略兵器・ラーヴァキアは、地球到着直後いきなり「まほうの国」の妖精に迎撃されピンチに陥る。脅されて妖精がプロデュース中の魔女っ子の〈いずれ現れる新たなる敵〉に指名されるが……。

内容説明

十一の銀河を統べる帝国マズガミアの尖兵、ラーヴァキアは途方に暮れていた。次の侵略目的となる地球にやって来てみると、広場で子供がお遊戯をしている最中だった。『まさかこいつら、これで戦っているつもりなのか?』と、ちょっかいを出したのが運の尽き。妖精を名乗る珍生物に捕まり大説教。彼女たちは妖精リーファがプロデュースする“魔女っ子”だった。そして、ラーヴァキアの“魔女っ子のいずれ現れる新たな敵”としての生活が、否応なしに始まる!

著者等紹介

神坂一[カンザカハジメ]
1964年兵庫県生まれ。1989年に富士見書房よりデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

藤崎

7
神坂一の描く、イマドキの王道魔女っ子・・・の、裏舞台。真面目に侵略に来た宇宙帝国の幹部が、現地で行われる魔女っ子の戦いにうっかり介入したのが運の尽き。ふわっふわな世界観に否応なしに巻き込まれ、基本ゆるくて時々シビアな魔女っ子の日々を不本意ながらメタ側から支える羽目になっちゃうお話。しかしこれ、ドタバタ被害の半分はまほうの国からだとして、残りのトラブルの原因は自前の全能翻訳機ですよねってか自爆かおい。そんな感じで、流石にベテランらしくメタネタ込みの茶番話として、軽いノリで上手い具合にまとまっていたと思います2015/05/21

滝壺

2
最近よくある魔法少女に敵対する組織な話。相変わらず読みやすい感じにまとまっていて良し。メタ的視点の使い方がうまいよなぁ。「猫はかわいい」は宇宙の法則!2015/05/29

ともひろかただ

1
考えてみれば俺に読書の世界を啓いてくれたのは中学生のときに読んだ『スレイヤーズ』だったかもしれない。そういう意味では、神坂一という作家は俺にとって神と言える存在です。そんな作者の新作は、魔法少女とそれを狙う敵が大勢潜むクラスに、転校生としてやってきた“新たなる敵”が主人公。ややこしい設定ですが、90年代ライトノベルの大家だけあって、一般小説の文法を無視してまで作る“読みやすさ”は流石。でもノベルスの判型で売るなら、もうちょい対象年齢上げても良かったかもなぁ。中学生の頃読んでいた俺も今年で30歳になります。2015/06/24

matsukz

1
久々な神坂さん。 魔法少女の王道に対する疑問は賛同します。=おっさんってことなんでしょうけど。2015/06/06

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