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出版社内容情報
現存する12の天守を中心に、日本技術の結晶である建築物としての城(天守、石垣)を、現代科学の視点で分析する
内容説明
全国各地で訪れる人々を魅了する日本の城。「城」といっても多くの人がまず思い浮かべるのは、高くそびえ、圧倒的な存在感をもつ「天守」です。上下の階を貫く「通し柱」や、あえて古材を再利用する工夫など、さまざまな城造りの技術が見られます。ふたつとして同じものがない天守。国宝に指定されている姫路城、松本城、松江城、彦根城、犬山城を中心に、その構造や素材、装飾を解説していきます。
目次
第1章 城と天守の歴史
第2章 天守のつくり方―木造建築としての特徴
第3章 天守の発展―形式と構造の変化
第4章 天守の美と工夫
第5章 姫路城の漆喰―よみがえった純白の輝き
第6章 松本城天守の漆の秘密―日本で唯一の漆黒の天守
第7章 丸岡城の最新調査・研究事例―科学的調査で国宝をめざす
第8章 松江城の新知見―明らかになった独自のメカニズム
第9章 松本城・犬山城・彦根城天守の謎―天守に隠された変遷
著者等紹介
萩原さちこ[ハギワラサチコ]
1976年東京都生まれ。青山学院大学卒業。小学二年生のとき城に魅せられる。大学卒業後、制作会社や広告代理店などの勤務を経て、現在はフリーの城郭ライター、編集者。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演、講座、城フェス実行委員長もこなす。公益財団法人日本城郭協会理事・学術委員会学術委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Olly
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