シリウスＫＣ まがりひろあきのじゆうちょう

まがりひろあき

講談社（2016/03発売）

• サイズ コミック判／ページ数 216p／高さ 19cm
• 商品コード 9784063906158
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

自　由　過　ぎ　る　異　色　短　編　集　。

ニコニコ静画「水曜日のシリウス」にて連載された『魔女っ娘つくねちゃんじゃないやつ』。
http://seiga.nicovideo.jp/comic/14108
こちらを改題し、加筆再編集を加えた、連作、短編なんでもありの実験的要素満載な
まがりひろあきカオス劇場、ここに単行本化！！

動く！音が鳴る！ゲームみたい！印刷できない！そんな実験的なフラッシュ漫画「魔女っ娘つくねちゃんswf」を手掛けてきた作者が動かず音も鳴らない印刷できる漫画を描き上げた！だけど当然、普通の漫画ではありません。連作、短編なんでもありで実験的要素もたっぷりなまがりひろあきカオス劇場、ここに単行本化！！

ＫＩＬＬＩＮＧ　ＳＰＲＥＥ
興味なし夫
堕ちる
はなまるみにっつ
ＴＡＳ子さん〈登校編〉
ＴＡＳ子さん〈学校編〉通常版
ＴＡＳ子さん〈学校編〉更新版
ＴＡＳ子さん〈部活編〉
桃ＴＡＳ子さん
オンライン
カミングアウトブレイク
不思議惑星コピ・ペ
ＱＲ
I'll be there

（描き下ろし）
はなまるみにっつ20years after

【著者紹介】
物のついでに講談社へ持ち込んだ『魔女っ娘つくねちゃん』で「ヤングマガジンアッパーズ」新人賞を受賞。2003年4月、同誌に掲載されデビュー。そして連載化。同作品は2005年には何の冗談かOVAとしてアニメ化される。掲載誌を月刊少年シリウスに移し、続編である「魔女っ娘つくねちゃん+」や、Flashを取り入れた斬新な手法が楽しい「魔女っ娘つくねちゃんWEB」など
を連載。１９８０年４月２６日生まれ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ハイカラ]

表紙、裏表紙、背表紙の白っぷりに惚れて購入してみたら、思った以上に面白かった。不可思議な話が好きな人にはお奨め。作品の中では、投身自殺する男の走馬灯『堕ちる』と、女性たちが集まり各々の秘密を告白する『カミングアウトブレイク』が良かった。

2016/03/31

[ぽげムた]

『表紙だけでなく背まで白い！』 WEBなどで掲載していたフラッシュマンガなどをマンガにして 紙で表現。 「魔女っ娘つくねちゃんじゃないやつ」とかひどい題名で連載しているんですな。 けっこうSFチックだったり、ホラーだったりと絵柄の可愛さに騙されて読んでると、世にも奇妙な物語的な物語だったりして結構衝撃的。 【オンライン】と【興味なし夫】は、アイデアとしては自分でも思い浮かんだことあるけど、それをきっちり作品にするまがりさんはさすがプロだなあ

2016/03/11

[Eterter_]

人の命が羽毛より軽い漫画家：まがりひろあき先生の織りなす短篇集。まず装丁が素晴らしい。珍しく帯までとっておきたい良作。内容もどれも面白く、続き物も(紙面フォーマットで)もっと書いてくれればなー。これは買って良かった！

2016/06/04

[半熟タマゴ＠コミック]

まっしろな表紙にひかれて。シュールだったりブラックだったり、自分好みな作品が多くて楽しめた。もっと色々と読んでみたいので短編集2冊目も出るといいな。

2016/03/20

[さるたに]

レトロゲームにはファンシーな見た目に反して容赦ない内容のものが多かったのですが、本作もそんな感じ。ソフトな絵柄に油断してると色んな方向から殴りつけられるような気分になる多彩でインパクト抜群の短編群は、読んでて実に痛快です。

2016/03/14