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出版社内容情報
壮絶な戦いは終わった。志藤レオンは凌駕との決着をつけるべく、ボクシング転向を決意。一方、凌駕の前にひとりの男が現れる!!“殺人DNA”プロボクサー・石田凌駕とキック界のスター・志藤レオンとの非公式・無観客の戦いは、両者ノックアウトとなった。志藤レオンは凌駕との決着をつけるべく、ボクシング転向を決意する。一方、凌駕は手負いのまま試合に臨むも、満足な戦いができなかった。その後、プロボクサーだった凌駕の父を引退に追い込んだ男・小柳が、とある依頼を受けて、凌駕の前に現れたーー。
高橋 ツトム[タカハシ ツトム]
『GOTAVOICE』で1987年アフタヌーン四季賞春のコンテスト準入選受賞。代表作は『地雷震』『鉄腕ガール』『スカイハイ』『爆音列島』『SIDOOH』『ヒトヒトリフタリ』など。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
thee birdmen
25
宿命のライバルとの壮絶な非公式戦。トレーナー小泉との出会い。幼少時代の悲痛な過去。これでもかと刺激的なエピソードが繰り出される三巻です。ボクシングの技術を超えた意識の奥深くに堕ちていくという展開には賛否両論ありそうですねぇ。別に漫画にリアルを求めていない自分としては、全然アリです。『チャンピオンになれるなら廃人くらいなってやる』というフレーズは中々に振り切っていて、物悲しさが漂う絵のタッチと混ざり合った一コマで結構心掴まれました。2019/11/15
ぐうぐう
13
「正気なヤツはボクサーなどやらん」その言葉通り、ここに出てくるボクサー(元ボクサーも含む)は、どいつもこいつも正常ではない。勝つため、強くなるため、それはどこか方便だ。そこに明確な目的も理屈もなく、あるのはボクシングの虜になる、という感覚。小柳勝也が凌駕に放つアッパーは、『あしたのジョー』における、丈を倒した力石のアッパーを忠実に模倣している。正気のなさは、名作から引き継いでもいるのだ。2016/11/22
Okazzchan
0
★★★★☆2017/08/14
yukix
0
良いキャラが揃ってきた。もっと話題になっていいと思うんだけどな。2016/12/10