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出版社内容情報
ついに堂々完結! コッペリオンたちが見た、未来の先は‥‥!?
時は西暦2036年。お台場原発の再臨界を止めるため、原子炉を目指す荊たちコッペリオン!だが、タービン室へ突入した荊が目撃したのは、24年前の記憶を取り戻した伊丹刹那の姿であった。次々と困難が立ちふさがる最終任務を完遂し、荊は世界を救うことができるのか‥‥!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒロ
36
最初は重いテーマの作品なのかなと思ってました。全然違いました。ARMSやスプリガンのような王道の少年マンガです。作者に関係があるのかは知りませんが、皆川亮二イズムを感じました。展開も構成がしっかりしていて、テンポも良くラストも綺麗に締まってました。名作です!2019/10/01
ソラ
22
ついに決着。大団円で丸く収まったけれど、結局のところ荊は普通の人間になってしまったわけで、仲間たちとは距離を置くことになってしまい、それもなぁ…とか思ってしまう。2016/04/21
あっちゃん
14
最終巻!最初は、もっと軽い話を想定していただけに、引くに引けない感じだったけど、飽き性の私をちゃんとしたラストまで引っ張ってもらえて良かった(笑)2016/06/04
こっこ
14
8年間の連載終了&完結。 方向性が見出せなかった時期も あったように思い、3・11も重なって 色々と翻弄された作品だったけど、 無事最後まで走り抜けてくれた。 荊が生きる目的を見失った様に 思えたけど、最終的に除染活動が終了し、 元の平常な世界に戻ることが出来たら、 全員人間として生きられるようになって欲しい。 もちろん、コッペリオンたちが望めばだけど。 人間になれば、やがて子供を授かれる 体になるし、そうして世界がまた広がっていくかな?と 想像する。遥人と荊も是非、そういうステージへ行って欲しい。2016/05/20
ヤギ郎
9
シリーズ最終巻。3・11事故以前の原発のイメージを元に物語が出発しているため,現実の原発事故とかけ離れた状況が描きこまれている。原子力利用,クローン人間,ロボット兵器,と科学の発展により直面することになる問題がつまった作品である。この長い少女たちの物語はこの最終巻へと収束した。2018/11/07