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出版社内容情報
リア充なんてクソくらえ! 思春期は寸止めだ!!
中学生たちのリアルな性春を、新進気鋭の大注目作家・ゴトウユキコが熱筆!
普通の男子にみえて実は汚物のニオイフェチの伊地知。同じクラスの女子の透けブラジャーが気になって仕方がない吉倉。エロに対する好奇心が尋常ではない堀田。
第二次性徴真っ只中の中2男子たちを中心に繰り広げられる、早摘み思春期系ちょいエロコメディ!!
普通の男子にみえて実は汚物フェチの伊地知、同じクラスの女子の透けブラジャーが気になって仕方がない吉倉。エロに対する好奇心が尋常でない堀田ら、3バカを筆頭にとした個性溢れるメンバーを擁する2年2組が、ついに迎える第3学期!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ブレーメン
11
まさか感動するとは…。もうどうしようも出来っこないレベルで学校に居場所を無くした友人の為に見舞いに訪れた彼らのその時の行為はバカバカしい。でも誠実で清々しかった。四天王の復讐はキツいやつもあったけど(笑)。2013/07/12
袖崎いたる
8
この作品に描かれているような人物は、フィクションとしての中学生に過ぎないのかもしれない。エロに熱狂し、異性に欲情し、卑猥を命題とするあらゆる言説に戯れる。あるいは性癖に対して、或る種考古学的興味から、切っ掛けとなった不登校女子同級生の復帰を企てたり。またはその性癖の暴露によって引き起こったイジメを寛容と承認し、救済する仲間たち。そうした彼らは「バカ」なのだろう。しかし、ぼくはこの作品に描かれていた友情を、とても美しく思う。本作において「バカ」とは事件でありゲームであり、友情だった。そしてそれは美しかった。2015/11/29
nadaha
8
いやー…ほんと面白かった。ナプキンの件でドン引く周囲の中、堀田と伴の二人の見舞いの際のリアクションが素晴らしい。あとラスト3話くらいのキレと疾走感がハンパじゃない。いじめ描写は正直まぁこういう展開になれば有り得なくはないと思う。隠すべき性癖だし、バレれば後ろ指さされるのも仕方ないとは思う。それが社会だし、平均を愛す高校生ともなれば尚更だ。でもそこからのチンブラ四天王とオナニー連呼は笑った。カタルシスもすごかった。痛々しさと、ヤンマガらしい童貞ソウル、時折入る妙にリアルな展開、面白かったなぁ。2013/07/08
farce
7
またまた一転して話が戻る。放置されていた変態性癖の問題がまさか一巻丸々かけて補完されるとは。個人的には第一話の錆の匂いが漂ってきそうなむせ返るような鬱屈した様……ガロのようなエロティクスFのような雰囲気も好みなので嬉しかった。迷走は崩壊してもおかしくなかったのに熱いあたたかさで包まれ最後は謎の感動へ。キャラが良くて生き生きしてきたのにここで終わるのがもったいないな〜。作者さんは馬鹿とドロとあたたかさが融合したこのくらいの暗さのバランスが得意にみえるけど、一回本格的にダークな話も読んでみたいな。→2013/11/11
mt.gucti
5
一話のキャラが、出てきたみんなに助けられて、エンディング。よかった。ちょっと泣けちゃうくらいよかったよ。中2の神様だよ(誉め言葉)2015/04/05
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- おんなの女房 角川文庫