講談社ラノベ文庫<br> 我が姫にささぐダーティープレイ

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講談社ラノベ文庫
我が姫にささぐダーティープレイ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 300p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784063816457
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「貴女の願いを叶えましょう――我が姫よ」文武両道なエリート少年・鎧塚貝斗は、生徒会副会長として『王』たる存在を支えることに喜びを見出していた。
だがある日、彼は異世界に転生してしまう。
そこで出会ったのは、騎士公爵家の一人娘、ラライ・アッフィードだった。
名門王立女学園に通う彼女は、家柄だけは優秀なものの、学問ダメ武芸ダメ努力なんて大嫌い、さらには性格も悪くて友人もゼロな問題児。
それでも生徒会長になりたいという彼女。
そんな彼女が、執事となった貝斗に下した命令は――
「執事くんが私のライバルみーんなの足を引っ張ればいいんだよ!」
そして貝斗は、ダメお嬢様のためライバルの少女たちを籠絡し……!?
いずれ王とならんとする少女のために執事が暗躍する物語、開幕!

小山 恭平[オヤマ キョウヘイ]
著・文・その他

ファルまろ[ファルマロ]
イラスト

内容説明

文武両道なエリート少年・鎧塚貝斗は、生徒会副会長として『王』たる存在を支えることに喜びを見出していた。だがある日、彼は異世界に転生してしまう。そこで出会ったのは、騎士公爵家の一人娘、ラライ・アッフィードだった。名門王立女学園に通う彼女は、家柄だけは優秀なものの、学問ダメ武芸ダメ努力なんて大嫌い、さらには性格も悪くて友人もゼロな問題児。それでも生徒会長になりたいという彼女。そんな彼女が、執事となった貝斗に下した命令は―「執事くんが私のライバルみーんなの足を引っ張ればいいんだよ!」そして貝斗は、ダメお嬢様のためライバルの少女たちを籠絡し…!?いずれ王とならんとする少女のために執事が暗躍する物語、開幕!

著者等紹介

小山恭平[オヤマキョウヘイ]
青森県出身。第25回講談社BOX‐AiR新人賞、第9回小学館ライトノベル大賞審査員特別賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nawade

11
★★★★☆ 無能でやる気のない問題児お嬢様の生徒会長になりたいという願いを叶えるために暗躍する執事の姿を描いた問題作。こ、これは!?この本を楽しむためには寛容さが要求される。なにせ、主人公の主たるラライが正真正銘のクズなのだから。そのクズっぷりがブレないところが凄い。最初はなんでこんなクズの適当な願いを叶えないといけないのか?ライバルたる懸命に生きる少女達を貶めないといけないのか!?と半ば憤りながら読んでいたものの、結果的にライバル達が不幸になっていないせいか、終いには彼らの行き着く先が見てみたくなった。2018/03/03

真白優樹

9
王を支える事を生きがいにしていた少年が、異世界へと転生し最悪の愚者の主を王にすべく暗躍する物語。―――大悪として堕とせ、悪らしい方法で。調べ上げ、篭絡し盲目な駒へと変え堕とす。そんなどこか歪な救いを与えるこの物語。世界観もどこか陰惨さがある中、正にダーティな魅力のある、結果的な善行が光る物語であり、他にはない魅力を楽しみたい読者様にはお勧めできるかもしれない物語である。仄かに淫蕩の香り漂う中、順調に周りを堕とす主従は生徒会長に戦いを挑む。果たして、この戦いに対する手段とは。 次巻も早く読みたいものである。2018/03/03

リク@ぼっち党員

7
女の子が抱えた心の隙間を埋める。やってることは神にーさまとほぼ同じなのに、なぜここまでクズっぷりが目立つのだろうか。…我が姫が真性のドクズだからだろうな。クズすぎて逆に大物に見えるレベル。この突き抜けっぷりが堪らない。カイトの追い詰め方が説得力あって面白かった。カイトも目的のためなら手段は選ばないなかなかのクズっぷりだけど、結果的に誰も傷つかないのが安心して読めた。秘めた心の内は無理やり開放させてたけど…。ま、まあ我慢は良くないからね、うん。順調に堕落の道を突き進む主従がどう周りを堕としていくのか、期待。2018/03/03

玉ねぎ

5
面白いです。影の参謀として動くことを至上の喜びと感じている主人公が異世界で色々と暗躍する話。作者のあとがきでも触れてるように単純に敵を陥れる訳じゃなく、陥れる対象にもメリットがある様に攻撃している点が後味良くて好感度高いです、次の巻も買う。2018/09/16

露雨

3
最悪な主人公と最悪なヒロインを引き合わせ、純心なキャラクターたちの足を引っ張っていく。目的のためなら手段を選ばず。最悪はここまで最悪になれるのか。怠惰を貫き、努力しないまま王になりたいと言うヒロインを、王にするために主人公が暗躍する物語。キャラクターたちがとにかく個性的で、堕落させられたあとが見もの。熱血なファナが好きだったけれど、その後の彼女もなかなかいい味を出している。もう少し、ひとりひとりのキャラクターを見ていきたかったと思うのは、やはり面白かったからだろう。2018/03/03

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