講談社ラノベ文庫<br> 軍師/詐欺師は紙一重

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講談社ラノベ文庫
軍師/詐欺師は紙一重

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  • サイズ 文庫判/ページ数 344p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784063815610
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

良い軍師は――味方も敵も欺き通す!!父親が亡くなり家を失うことになった語利カタル。最後に住み慣れた家の中で見つけた謎の抜け道を通ると――ファンタジー世界のような場所に出た。そこにやってきたのはドワーフとミノタウロス! さらに竜を駆る少女までやってきた。戸惑うカタルに少女は言う。「お前、軍師の血族か。ならさっさと来い、女王陛下と国難がお待
ちだ」と。連れて行かれた先で聞かされたのはこの国は危難を迎えると「軍師の館」が現れ、そして驚いたことに、詐欺師だと言われていたカタルの祖父はこの世界では軍師だったらしい! カタルは決意する、祖父の後を継いで軍師として活躍することを! 祖父の残した詐欺の道具と知略で国の危機を救えるか!?

神野 オキナ[カミノ オキナ]

智弘 カイ[トモヒロ カイ]

内容説明

父親が亡くなり家を失うことになった語利カタル。最後に住み慣れた家の中で見つけた謎の抜け道を通ると―ファンタジー世界のような場所に出た。そこにやってきたのはドワーフとミノタウロス!さらに竜を駆る少女までやってきた。戸惑うカタルに少女は言う。「お前、軍師の血族か。ならさっさと来い、女王陛下と国難がお待ちだ」と。連れて行かれた先で聞かされたのはこの国は危難を迎えると「軍師の館」が現れ、そして驚いたことに、詐欺師だと言われていたカタルの祖父はこの世界では軍師だったらしい!カタルは決意する、祖父の後を継いで軍師として活躍することを!祖父の残した詐欺の道具と知略で国の危機を救えるか!?

著者等紹介

神野オキナ[カミノオキナ]
1970年沖縄生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真白優樹

6
家の中にあった謎の抜け道を抜け異世界に来た少年が、祖父の跡を継ぎ軍師として戦う物語。―――嘘と言葉で全てを出しぬけ。手に持つのは知識と言葉、そして道具。一歩を踏み出し勇気を出して、命を賭けて一度きりのチャンスを掴み取れ。全体的には勇気と嘘とどんでん返しが光る、王道的な異世界軍師譚といった感じのこの物語。そしてこの物語は、全てを失ったが故に何も持たず自由な少年が、異世界で得たものの為に自らの命すら賭け金にし勝負を挑んでいく成長と戦いの物語でもある。異世界に踏み出したその先とは。 次巻も楽しみである。2017/04/04

リク@ぼっち党員

4
現実で全てを失った少年は、異世界で全てを騙し抜く『軍師』となる。カタルの物分かりの良さとか、勝負の決め手になった要素とかちょいちょい引っ掛かるところもあったけど、全体として見ればキライじゃない。 ラウラとカタルの関係性はかなり好きなので、いい性格をしているであろうフェリアと摂政が話の中心に絡んでくればもっと面白くなっていく気がする。2017/04/03

丸木堂 左土

1
中途半端な作品。タイトルには『軍師』と『詐欺師』とありますが、主人公はそのどちらでもない。奇抜な策を用いて相手国を打ち負かすことはないですし、ましてや巧みな弁舌によって危機を切り抜けることもないです。しかも、なぜか最後はギャンブルで決着がつきます。この時に、読者をうならせるようなトリックがあれば、また違ったかもしれませんが、そんなことはないです。主人公は『軍師』という補正によって勝利してしまうので、なんの意外性もなくカタがつき、ありきたりな感じで終わります。イラストは良かっただけに、やや残念でした。2018/12/27

中山バスター

1
父が亡くなり家を失うことになった主人公。住み慣れた家の中で見つけた謎の抜け道を通るとファンタジー世界に出た。驚いたことに、詐欺師だと言われていたカタルの祖父はこの世界では軍師だったらしい◆描写のイマイチさとご都合主義全開で途中で投げた。軍師ってこんな感じだったっけ?ラノベの初期でもここまでの作品ってなかったんじゃないかな?2017/07/02

よちたか

1
異世界転生軍師もの。いわゆる戦記物というよりも、タイトルにもあるように、ハッタリとペテンで戦闘を回避する話。なのだが、はっきり言って雰囲気だけ。百歩譲って、祖父の残した知識や現代社会から持ち込んだ品々の余りの都合の良さはまだ良いとしても、軍師が命を懸ければ何でもできてしまうというのは、流石に酷すぎる。最後のギャンブルも何の捻りもなく、命懸けだから勝ちましたって、読者を馬鹿にし過ぎじゃないだろうか。ご都合主義もここに極まれり、といった印象。タイトルで詐欺師云々言いながら、この作品自体が詐欺だったというオチ。2017/05/07

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