水木しげる漫画大全集 〈103〉 水木しげる人生絵巻/わたしの日々 他

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水木しげる漫画大全集 〈103〉 水木しげる人生絵巻/わたしの日々 他

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  • サイズ コミック判/ページ数 624p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784063781533
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

出版社内容情報



水木 しげる[ミズキ シゲル]
著・文・その他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

24
『水木しげる漫画大全集』最終巻は、最後の漫画連載「わたしの日々」、生涯を絵巻として描く「水木しげる人生絵巻」をはじめ、短編小説、未完成の草稿など、最終巻にふさわしい充実の内容だ。水木しげるのへその緒の写真が巻頭を飾るように、資料としての側面もある。解説は、全集の監修を務めた京極夏彦。全集刊行を実現させるための苦闘が綴られているが、完結に漕ぎ着けた達成感もそこには滲んでいる。(つづく)2018/05/04

軍縮地球市民shinshin

8
水木全集の最終103巻だが、まだあと3冊未読だ。最晩年の作品「わたしの日々」がいい。オールカラーで1話4頁。身辺雑記の日常エッセイ漫画なのだが、軍隊時代や少年時代の話もある。特に軍隊は強烈な体験なので、印象が深いのだろう。2018/09/01

Fumitaka

3
ゲーテの名に割と言及される。水木しげる先生が割と西洋の文物に関心を抱いておられたのは有名であり、「パイプの森の放浪者」の一部はH・R・ギーガーっぽい(pp. 244-5)。『妖婆 死棺の呪い』にさえ言及され(p. 319)驚いた。『出征前手記』では「独ソ戦」という語が登場(p. 140)。戦争を描いた漫画については「食糧なんかも常にあり、スリルあり、感激ありで、読んでいるものは戦争を待望したくなる」ような戦争漫画については「戦争」漫画ではなく「冒険活劇」だとのご意見(p. 334)。大木毅先生っぽい。2023/05/22

大臣ぐサン

1
水木しげる漫画大全集も本巻で遂に完結。最終巻は2004年に開催された大水木しげる展のために書き下ろされた水木しげる人生絵巻に加え、様々な媒体で掲載されたエッセイやイラストの数々、そして遺作となった「わたしの日々」で完結。全集が発刊されたころはまだ大先生はご存命で、刊行途中に亡くなるなど想像もできなかった。この難事業を完成させた京極夏彦をはじめとした編集者の方々には本当に感謝しかない。お疲れさまでした。大先生も全集の完成をお喜びのことでしょう。2018/11/22

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