水木しげる漫画大全集 〈082〉 妖怪変化シリーズ

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水木しげる漫画大全集 〈082〉 妖怪変化シリーズ

  • 水木しげる/京極夏彦
  • 価格 ¥2,255(本体¥2,050)
  • 講談社(2014/02発売)
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  • サイズ コミック判/ページ数 524p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784063775280
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

出版社内容情報

執筆当時の世相の中で、主人公の“鯛焼きマン”こと怪人アリャマタコリャマタが大暴れ!  『水木しげる漫画大全集』082

<「水木しげる漫画大全集」とは?>
半世紀以上にも及ぶ漫画家生活初の集大成! 『水木しげる漫画大全集』第1期33巻刊行開始。「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」「河童の三平」などの代表作から、貸本時代、風刺、戦記など様々なジャンルに及ぶ水木しげるの漫画作品を完全網羅。
京極夏彦責任監修。

昭和の歴史が、今ここに生々しく甦る! 執筆当時の世相の中で、主人公の“鯛焼きマン”こと怪人アリャマタコリャマタ(モデル:荒俣宏氏)が大暴れ! まさに大人のための妖怪物語絵巻! アリャマタVS.ねずみ男? 平成妖怪大合戦!   『水木しげる漫画大全集』082(1993-1995)、第1期・第9回配本

★収録作品
「トペトロの葬式」
<妖怪変化シリーズ>「第1話 ろくろ首」「第2話 寝肥り」「第3話 川赤子」「第4話 土蜘蛛」「第5話 貧乏神」「第6話 麻桶毛」「第7話 モヤング」「第8話 平成大動乱」「第9話 幽霊」「第10話 河童憑」「第11話 ぬらりひょん」「第12話 ぬけ道入道」「第13話 山姫」「第14話 屋敷神」「第15話 ペロちゃん」「第16話 奇妙な発見」「第17話 一生街」「第18話 オナラ真理教」「最終話 極楽テレビ」
★資料編
★解説「『妖怪』を作った妖怪」香川雅信(民族学者・兵庫県立歴史博物館学芸員 )
★初出一覧
★付録「茂鐵新報」通巻1-18号
・今日の一言「見ろ! 黄色だ!」(水木しげる)
・水木しげるインタビュー「小便をするように……」
(ほか)

【著者紹介】
本名、武良茂。1922年(大正11年)生まれ。鳥取県西伯郡境町(現・境港市)で育つ。幼い頃から物語をつくる力に優れ、また天才的な画力を発揮。高等小学校在学中に個展を開き、新聞に絶賛される。しかし学業のほうは芳しくなく、一旦は上級学校への進学を断念するが画家になる夢は諦めず、仕事の傍ら塾や独習で画力を磨く。
やがて太平洋戦争の召集により、南方の激戦地に送られマラリヤと爆撃で左腕を失うが、九死に一生を得て帰還する。
戦後は様々な職業を経て、紙芝居作者、貸本漫画家となり、「別冊少年マガジン」に発表した『テレビくん』で講談社児童漫画賞(現・講談社漫画賞少年部門)を受賞。その後『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』とヒット作を続けて発表、日本を代表する国民的漫画家となる。
近年、夫人との暮らしぶりがNHKの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」で描かれ、爆発的なブームを巻き起こした。
紫綬褒章、旭日小受章、文化功労者の栄を得て、世界各国の漫画賞も受賞し、漫画史に名を刻む存在となった。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

今ごろになって『虎に翼』を観ているおじさん・寺

19
二十年前に『ビッグゴールド』で連載されたもの。好みは人それぞれあろうが、正直あまり面白くなかった。一朝一夕同じ歌を歌うベテランの仕事を見た感じ。ただしオウムのパロディ『オナラ真理教』は唯一面白かった。荒俣宏が良いキャラクターで出ている。水木しげるに愛されているのを感じる。2014/05/17

ぐうぐう

11
水木しげるはこれまで、作中に自身を何度も登場させてきた。戦記ものなどがそうだ。しかし、この『妖怪変化シリーズ』中の水木は、手塚治虫の『バンパイヤ』中における手塚治虫自身のような役割となっている。つまり、漫画家である水木しげるという設定を有効に使ったフィクションということだ。とはいえ、実際に水木の周囲で起こった出来事が巧みに挿入され、虚実を曖昧とし、読者を見事に煙に巻く。2014/02/27

七峰らいが

5
某真理教を題材に取り入れた話が時事ネタとして出てくるのでそういう時代に描かれたものだとわかるが、境港市水木しげるロード建設が実は妖怪達の人間社会進出計画だった!というお話の中に登場する漫画家「水木」はあくまで「妖怪好きが高じた只の人間」というスタンスなところが面白い。シリーズ全体で「人間(おそらくは我々日本人)にとっての幸福とは何か」というテーマがしきりに論じられ、中には先生の持つ死生観の一端も垣間見えるようなシーンがあって「もしや、今こうして図書館で手に取ったのも何かの縁なのだろうか…」と考えてしまう。2016/01/28

大臣ぐサン

3
'93年~'95年にビッグゴールドで連載された『妖怪変化シリーズ』と『トペトロの葬式』を収録。大先生が幸福観察を始めた頃の作品だけあって、大先生の幸福論が伺える。貸本時代から色あせることのない時代風刺は21世紀になっても変わらない。これこそ普遍の真理ではなかろうか。若い頃は読むのがちょっときつかった作品だけど、今では心に刺さる物がある。オウムやサリンなどを題材にしたものもあり、大先生の生きた時代を感じさせる作品だ。2014/02/06

Fumitaka

1
荒俣宏先生が元ネタの荒又コリャマタ先生がまたしても登場している。「水木大〔おお〕先生」(p. 238)と呼び表しており公式設定だったのか。「ろくろ首」は、ストーリーは全く異なるが、『地獄先生ぬ~べ~』の飛頭蛮の話の元ネタではないか。人間の顔が住居の図面と同じ顔になってしまう「屋敷神」は、大作家の作品ではこういった形式のものを久々に読んだので印象的。冒頭には作家の南方での友人トペトロの葬儀を扱った作品が収録。この作品で大作家には「左腕」が描かれており、いくらか漫画としての脚色もあるのかもしれない。2025/05/15

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