講談社ラノベ文庫<br> 最果ての東〈1st end〉鼓動も止まる弾丸のスピードで

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講談社ラノベ文庫
最果ての東〈1st end〉鼓動も止まる弾丸のスピードで

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  • サイズ 文庫判/ページ数 316p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784063752847
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

第一次世界大戦後、世界は「吸血種」へと変貌する謎のウィルスに浸食された。そして少し未来、最果ての東で物語は始まる

1915年。罹患者が発熱し血液を欲するという奇病が爆発的に流行した。死をまぬがれた五億五千万人は快復せず、自傷したり他者を傷つけてまで血を啜ろうとするその存在を、人々は畏怖を込めて"吸血種"(ヴァンパイア)と呼んだ。吸血種と戦うため、人類は人類再生教団を結成、徐々にその力で人類側を勝利に導いた。それから約百年。第七十六使徒先遣隊の第四教僕隊としてリアン・ハートは"最果ての東"と呼ばれる地に降り立つ---。

内容説明

1915年、罹患者が発熱し血液を欲するという奇病が爆発的に流行した。死をまぬがれた五億五千万人は快復せず、自傷したり他者を傷つけてまで血を啜ろうとするその存在を、人々は畏怖を込めて“吸血種”と呼んだ。吸血種と戦うため、人類は人類再生教団を結成、徐々にその力で人類側を勝利に導いた。それから約百年。第七十六使徒先遣隊の第四教僕隊としてリアン・ハートは“最果ての東”と呼ばれる地に降り立つ。世界の治安は人類再生教団によってもたらされるべし、と希望に燃えるリアンだったが、この街は人間と吸血種が共存する退廃的な都市だった。人が敵なのか、吸血種が敵なのか!?権謀術数蠢くこの最果ての東で、今宵も月が赤く囁く―。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりも

19
これはすごく面白い個性的なキャラの掛け合いで進めながらもその陰で起きている争い、陰謀や吸血鬼の残忍さを見せることで後半の展開がさらに面白く感じられた。ラノベとしての軽い読みやすさと物語の暗さをうまく纏めているあたり流石は十文字青だな。これだけ登場人物が多いのにちゃんとキャラの堀下げをやっているのにも関心。緻密に作られた設定と怒涛の展開。うまい具合に十文字青らしさがハマった作品ですね。次巻も気になる。2013/12/10

なも

12
1915年。当初、インフルエンザかと思われていた病気から端を発した吸血病。罹患者が陥る吸血衝動と暴力性の増加から、残る人類が対抗策として結成した人類再生教団(リヴァイバルズ)。教団の働きにより欧州から吸血種を駆逐する事に成功するも、断界壁(ザウォール)と呼ばれる壁に隔たれた向こう側には、人類と吸血種が混在する世界が残されていた。起源から約百年後の世界を舞台に、「最果ての東」と呼ばれる地での戦いを描く吸血鬼バトル物。2016/05/24

よねはら

10
顔見せとお膳立てで、一冊まるっとプロローグかなと。これからどう転びますやら。終盤の様子だと、親しい人だろうとレギュラーだろうと無慈悲な扱いを受けそうな気がしますが、それはそれで面白いかも。それはともかく鳴海さんの独自言語ハズカシー!大変な目にあってますがずっとこじらせてて欲しいです。2013/06/12

ドル箱

9
七人の侍?ワイルド7?ワイルダネス?何やら7人で織り成す吸血鬼ハンター物語。また地雷踏んだかなと思いましたが、そんな事は無く、ホッと一安心しました。編集はコミカルに書かれている処もあるが根底は意外とシリアス調、主人公もチートではなく奥底に眠る才能を隠れており、それをどう紐解くのかも楽しみです。そして今後「絶望感」のプロットをどう書いていくのかも期待。さて今回は十文字青らしさと節がよく見えますが、初刊でメンバー全員登場させてしまったので、そこの編集が駆け足気味と銃の描写が物足りない。青は銃ヲタ 続く→2013/06/13

せざき

8
最果ての東という地で繰り広げられる、人類と吸血鬼の戦い。情報は結構詰め込まれているが、意外にもさらりと読める。しかし文体のリズムが独特であり、慣れないうちはちょっと疲れるのも事実。鳴海さんが一番気に入っていたので、最後の展開は……。へこんだが続きは気になるので、出たら手に取るような気はする。2013/06/04

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